本日の日経平均は小幅に3日続伸。先週末のドル円主導の大幅高の反動にて19,500円台半ばで寄り付いたものの、売り一巡後は概ね19,600円台前半でしっかりと推移。東証主力株は、原油安を嫌気した資源関連やドル円の上昇一服による為替敏感セクターが軟調だった一方、通信や建設、不動産など内需関連が堅調に。

中小型株は 3758 アエリア、2160 GNI、6772 東京コスモス、2930 北の達人、9678 カナモト、9743 丹青社などに短期資金が流入。ただし、全般的には 先週末同様に連鎖的に売りが広がる流れ。

日経平均 19,633円 +29、Topix 1,577 +3

225先物(6月限)19,520円 為替 114.70円/ドル、
NYダウ先物 20,893ドル +1 

■ テクニカル : 連日の10日線超え、昨年来高値更新により「19,500円水準を上限とするボックス圏」ブレイク期待を継続。ドル円が「115円の壁」をしっかりと抜けるようなら20,000円トライが、再度跳ね返される場合には19,200〜19,000円までの軟化に警戒。

big (9)

【ウォッチ銘柄】
△ 9743 丹青社
先週末の決算を囃したテコ入れ+チョウチン買いで急騰。目先は「イベント前の模様眺め」を利用した腕力系銘柄の暗躍に注目。

△ 3903 gumi
先週末の好決算を囃した大幅高スタートも中小型主役クラスの「連鎖的な需給悪化」が重石となりマイナス引け。理論上は中長期スパンでの現値買いが有効となりますが、手仕舞い条件設定の上で強引な勝負は避けていってください。

△ 6196 ストライク、9423 フォーバルR
引け後、業績上方修正を発表。

△ 6588 東芝テック
東芝(6502)による東芝テック株売却報道を「他社との提携の選択肢の拡大」とプラス評価するむきから大幅高。好取り組みだけにマネーゲームとして継続注視。

▼ 7779 サイバーダイン

個別のテクニカルは維持されていますが、新興主役クラスへの連鎖安気配を踏まえれば油断は禁物。売り時を模索されていた方は一部売却がおススメ。モブキャスト(3664)、モルフォ(3653)など下放れ銘柄は値ごろ買いを避け、底打ち確認後に買いの是非を検討したいところ。

では 本日もお疲れ様でした。

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