本日の日経平均は小幅反発。FOMC声明文やイエレンFRB議長の会見を受けて113円台前半まで軟化したドル円を重石に19,454円(−123)まで下落したものの、極右勢力の躍進を防いだオランダ議会選挙や週末イベント(米予算方針、米独首脳会議、G20)の結果を見極めたいとの向きが下支えとなり、午後は19,600円前後の持ち合いに移行。

東証主力株は 素材エネルギー、半導体、機械セクターなどが堅調。中小型株は 6080 M&Aキャピタルパートナー、5302 日本カーボン、3656 KLab、4813 ACCESS、2706 ブロッコリーなどに短期資金が流入。

日経平均 19,590円 +12、Topix 1,572  +1

225先物(6月限)19,440円 為替 113.22円/ドル、
NYダウ先物 20,982ドル +38 

■ テクニカル :直近レンジ内での持ち合いが「19,000〜19,600円のボックス相場継続」を示唆。ドル円は戻り売り優位の形状ながら、113円水準で抵抗感を示して再度115円を超えてくる場合には、120円トライも視野に。

big (7)

【ウォッチ銘柄】
△ 6357 三精テクノロジーズ
17年3月期営業益予想を22.5億円から30億円に、年間配当予想を20円から25円に上方修正。

△ 3560 ほぼ日
本日のIPO。コンセンサス通りの人気の高さで本日は寄らずの買い気配。

△ 8324 第四銀行、8325 北越銀行
18年春の経営統合に向けて交渉中との報道。〜(略)〜をワンチャンス狙いでケア。

△ 黒田日銀総裁の会見
米利上げスタンスによっても、現況の緩和方針に変わりはないと発言。ドル円はほぼ無反応。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、朝方(日本時間20時ごろ)発表予定の「予算教書の骨格」次第の波乱含みの推移へ。想定レンジは20,800〜21,200ドル。

もっとも、大枠が報道された東京タイム中のNYダウ先物やドル市況の変化は限定的だったため、昨日の「FRBによる利上げピッチ加速の回避」やオランダ議会選挙の無難な通過を追い風とする堅調地合いが本命視されます。

その場合、明日は連休前&G20・米独首脳会談前となりますが、強気度を引き上げて〜(略)〜の買い増しへ!! 

 (今晩の会員サークルより >>ご入会案内

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらもよろしくです!