前場の日経平均は大幅続落。前日のNY株式市場での債券買い・株式売り・ドル売りによるリスク回避志向の強まりを受けて19,042円(−413)まで下落した後、前引けにかけての戻りも限定的に。東証主力株は為替・金利敏感セクターを中心にほぼ全面安。中小型株は主力に比べれば底堅く推移しているものの、低調な出来高が市場マインドの軟化を示唆。

□ 午後の展望 : 二段安に警戒
19,050前後〜19,200円レンジの弱持ち合いが本線。ドル円に下げ止まり感がないため、買い戻し一巡後の売り直し→19,000円割れも警戒。

■ 午後の戦略 : 高配当銘柄狙いも妙手
週初の全体戦略における「主要イベント通過後の下値不安緩和」見通しの甘さから総じて後手を踏んでおり申し訳ありません。

NYダウ、ドル円、日経平均ともにテクニカル悪化が顕著なだけに、一定の余力維持と手仕舞い条件の徹底などにより弱地合い継続に備えたら、攻撃可能枠では東証主力・準主力系主体の押し目買いスタンスで臨んでください。

来週火曜の権利取り最終日を意識した高配当銘柄狙いも妙手。従来からの 8613 丸三証券、8304 あおぞら銀行に加えて、アルインコ(5933) etc も注目。

では 午後もよろしくお願いします。