おはようございます。

昨日のNY市場は20,600ドル前後の狭いレンジの往来の末に続落。引き続き地政学的リスクへの警戒感いによる「債券買い(金利低下)・株式売り」トレンドが重石となった他、原油・鉄鋼関連への売りが逆風に。ドル円は2.26%台まで軟化した米10年債利回りに追随して109円前後まで一段安。

big (6)

NYダウ 20,591ドル −59、ナスダック 5,836 −30 
米10年債 2.244% −0.071、NY原油 53.11 −0.29 
為替 109.01円/ドル、日経先物(夜間)18,470円 −60

□ 本日の展望 : 弱含み
日経先物は18,500円割れの戻りも限定的に。よって、一時109円を割り込んだドル円や直近の株安によるリスク許容度の低下がネックとなる弱含みの推移が本線。想定レンジは18,400〜18,600円。リスクシナリオとしては午後に発表予定の中国3月貿易収支を嫌気した下ブレに警戒。

★ 本日の戦略 : 過度のリスクテイクは回避!
米10年債利回りがドル円の下方向のオーバーシュートを示しており、3/1のトランプラリー第3波終焉以降の空売り増幅も踏まえれば、近々にも本格反騰トレンド入りが期待されます。

ただし、
市場マインドは中東や北朝鮮の有事に耐えきれる状態ではなく、個別株のテクニカルの大半が戻り売り優位の形状となっている事から、過度のリバウンド期待による強引な勝負は避けたいところ。

よって、ストレス玉は株価を選びすぎずに手仕舞いつつ、持ち株を極端に絞り込んだ押し目買いスタンスを継続していってください。

★☆3銘柄も昨夕の戦略を踏襲。
『 ☆ 本日からのスポット・旧大証銘柄』に関しては、地合い柄 売買条件を厳しめに設定したうえで、☆ 6081 アライドアーキテクツ同様に複数回転による利益の積み増しを狙っていってください。

【ウォッチ銘柄】
△ 3967 エステル
18年2月期営業益予想は前期比3割増の好内容。6/1付の株式2分割も発表。

△ 8245 丸栄
筆頭株主が128円でのTOBを発表。昨日終値は80円。

△ 2379 ディップ
先月後半に好決算期待として触れましたが、昨日発表の18年2月期営業益はコンセンサスなりの好数値(前期比+15.1%、105億円)で着地。ただし、インパクトには欠けるため基本は順張りで。

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『 習慣の見直し、取捨選択! 』

では 本日もよろしくお願いします!☆