皐月賞の予想です。

今年は、近年好相性の共同通信杯組、トライアルの3レース(弥生賞、スプリングステークス、若葉ステークス)に加えて…
2頭:毎日杯組
1頭:フラワーカップ組
1頭:すみれステークス組
1頭:アーリントンカップ組
1頭:きさらぎ賞組
1頭:ホープフルステークス組
1頭:東京スポーツ杯2歳ステークス組

と、別路線組が多い年となります。


各路線様々いるので、ここが予想をする上で非常に悩ましいところではあったんですが、前走レース別のデータとしては…
・前走共同通信杯、またはトライアル3レース組
9-9-7-89】(連対率15.8%、複勝率21.9%)

・前走共同通信杯、またはトライアル3レース以外の組
0-0-2-43】(連対率0.0%、複勝率4.4%)

※データは2011年、東京開催を除く、過去10年。

と、別路線組からは連対馬ナシ、3着馬もわずか2頭と、やはり傾向としては主要路線組が良いという流れとなっています。

別路線組の該当馬が多いので好走馬は出てくるだろうと想定していますが、希望を含め、出てきても好走馬は1頭までにという区切りをつけて、2頭出てきたら諦めるという形で、今回は勝負したいと思います。ではまず軸馬から。

皐月賞 2017 予想

軸馬は、ファンディーナ
冒頭に挙げたことを早速ひっくり返すことになりますが、別路線組の中では、やはりこの馬に一番注目したいと考えました。

この皐月賞は無敗馬が勝利できていない流れが続いていますので、他のデータからもマイナスなところはあるんですが、何よりもこれまでの走りは圧巻。3戦は全て強い勝ち方で、どのレースもゴール前は流す余裕があり、まだ本気の走りを見せていないように映りますので、これまでの走りからは1番人気も納得。非常に魅力を感じますね。

前走フラワーカップは相手が弱かったという見方もありますが、勝ちタイムは翌日同舞台で行われたスプリングステークスとは0.3秒差。最後の100mくらいは流していましたので、本気で追っていれば0.3秒くらいは十分縮めれたと思いますので、ここに入っても十分やれるだけの力はあるとみています。

また枠も良いところに入れましたので、スタートさえしっかりと決めれば、すんなりと好位に取りつけそう。前につけれれば、ごちゃくつく心配は少なくなりそうですし、あとは変なペースにならなければ、これまでのような強い走りを見せてくれるのではないかと期待しています。



ここからは主要路線を中心にというところで、対抗馬は、スワーヴリチャード
前走共同通信杯組は【4-0-1-2】(連対率57.1%、複勝率71.4%)で、ここ3年連続で皐月賞馬を誕生させている好相性の組となります。ここから当日4番人気以内または単勝オッズ一桁台(どちらから絞り込んでも同じ結果)に絞り込めば【3-0-1-0】と、全馬好走。近年ずっと好走馬が出てきている流れを考えれば、そろそろ途切れるのではないかという心配もあるんですが、途切れるまでは追っていきたいデータとなりますね。

また以下のデータにも注目しています。
・これまで連対率100.0%の成績を残している(無敗馬を除く)
・当日4番人気以内

この2点を満たした該当馬は【4-3-1-4】(連対率58.3%、複勝率66.7%)。

率としては若干下がるものの、昨年、このデータの唯一の該当馬リオンディーズが5着に敗れましたので、昨年からの流れを考えれば、今年は傾向が戻るだろうというところで注目しています。
(ちなみに、この好走データにはカデナも該当。他に買いたい馬がいるので、今回は推奨馬として挙げないですが、スワーヴリチャードが着外になるようであれば、カデナがカバーする形で好走するのではないかと考えています。)

スタートが上手い馬ではないので、出遅れは少々不安材料としてはありますが、スタートさえ決めれれば、好位からも競馬ができる馬ですし、それでいて末脚も確実。前走のように内でしっかりと脚を溜めることができれば、ここも自ずと結果はついてくるとみています。また、前日の馬場を見る限りでは、内過ぎると馬場が伸びないように映りましたので、道中はロスなく立ち回り、最後の直線は良いところを通ってもらいたいですね。



穴馬1頭目は、アウトライアーズ
ここは気持ち変わらずの1頭で、2回目の展望では以下のデータを挙げました。

・重賞未勝利馬
・前走トライアルレース(弥生賞、スプリングS、若葉S)、または共同通信杯組
・前走4番人気以内
・前走2着以内
・これまでの成績が掲示板内率100.0%をキープしている

この4点を満たした該当馬は…【2-2-1-4】(連対率44.4%、複勝率55.6%)。

重賞未勝利馬の全体成績が【2-3-1-77】、好走馬の大半が満たしている傾向となります。そして、出走馬中、唯一の該当馬というところで、穴馬候補最有力馬と考えていました。

前走のスプリングステークスでは敗れる形となりましたが、勝ち馬ウインブライトは年明け2戦目に対し、アウトライアーズは休み明けでしたので、そんな中でもそこまで離されず2着に好走できたのは能力の高さとみています。

今回は一度使われたことで良化も見込めるでしょうから、前走以上の走り、またこのメンバーでも上位争いに加われるのではないかと期待しています。



最後に、もう1頭穴馬は、G人気ブログランキング(※サトノアレスでした)。
もともとは"流し"の予定でしたので、あまり積極的には買いたい馬ではないんですが、前日の馬場を見て気になってきた1頭となります。

前日は先週と比べて明らかに時計の速い高速馬場に変わっていましたので、よりスピードが問われるのではないかというところから、マイラー適性の高そうな馬、高速馬場がプラスに働くであろう馬たち探していきました。この馬以外では、ペルシアンナイトのマイラー適性、レコード勝ちがあるプラチナヴォイスなど、気になる馬は何頭もいましたので、悩ましいところではあったんですが、「主要路線、前走人気、前走着順、キャリア、実績、血統」など、他の要素を加えていき、ここにたどり着いた形となります。

前走は正直物足りない内容でしたが、スタートでのつまづき+休み明け、通った場所を考えてもロスのある競馬に映りましたので、敗因としてははっきりしていると思います。そんな中でも最速上がりの末脚、上位争いには加われましたので、この馬の能力としては見限れないところがあるかなと。

前走一度使われたことで上積みも見込めるでしょうし、父の血統面と舞台との相性も良いと思いますので、よりスムーズな競馬ができれば、前走よりも一つでも上の着順を期待できるのではないかと考えました。


<皐月賞 2017 予想>
◎軸馬:ファンディーナ
◯対抗馬:スワーヴリチャード
▲穴馬1:アウトライアーズ
△穴馬2:G人気ブログランキング(※サトノアレスでした)
☆流し:1、3、5、10、12、14、16、18番以外
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