【勘流雑感】
先週末の日本株はSQ値引き上げを目的に寄り値を釣り上げた後、一時18,300円を割り込む売り派の独壇場。アベノミクスによる景気良化期間が戦後3番目の長さとなっている環境を踏まえれば 現値は果敢に攻め入りたい株価水準ではあるが、北朝鮮やシリアなどトランプ政権の対外強硬策、円高進行などが反騰局面前の下値を不透明にしている。ゆえに、キャッシュの多め確保や1552 VIXの強気継続により市場に対する客観的な立場を維持しながら、即回転狙いと中期指向の配分に配慮するが善かろう。
先物に関してはリバウンド狙いを主戦術とし、18,200円割れを待って18,050円までをパラパラと買い下がり、100−150円幅を目されたい。仮に18,000円を割り込むようなら一旦投げた上で、その後の安値から200円程度のリバウンドを待って再度ロングを仕掛けるが上策。
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【勘流銘柄】
■ 6535 アイモバイル
メンバーサロンでは先週よりの提唱。3/10の決算が示すようにアドネットワーク、ネット広告事業を柱とする増益体制に揺るぎはなく、動画広告やAppBankへのOEM提供など事業の多様化もアナリスト受けは非常に善い。現況の売られ過ぎは明白ゆえ、現値近辺は現物主体で堪えながら、9●0円オーバーも買い乗せる気概にて挑まれたい。

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(その他)
1552 VIX

地政学面のリスクは当面解決しない。買い玉のヘッジ目的にて強気継続。

【雑記】
トランプ大統領が中国に対する為替操作国の認定を避けた。自ら述べているように北朝鮮攻撃への協力の見返りが目的。一見すると理解しやすい事案だが、「為替操作国」が学術的かつ公平な見地からではなく、政治色の強い判断で成り立っている事を示した。こんなものに一喜一憂せざるを得ない日本の内情も嘆かわしいが、不公平の拡張は米国自身の首を絞めることとなろう。

何かしら参考になっておれば是非に。
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株価が上昇してからのテクニック勝負は個人にとって完全に不利。ファンダメンタルズに固執した先の見えない勝負も同様。明確は売買戦術を頭に置き、先手先手で攻め入られたい。
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