2016年FX総まとめから得た気付き ~勝つ人と負ける人を分けるのは「丁寧さ」~

こんにちは、津田です。

 

昨年末はいくつか記事更新しようと思っていたのですが、

メルマガ企画にご参加いただいているみなさんたちと

チャート検証やワークに最優先で取り組んでおり、

大晦日も年越し30分前までいつものようにメールを送っていたら

気付けば2017年となっていました。

 

年越しは勉強会にも参加しておりバタバタでしたが、

お正月は美味しいおせちをいただきながらのんびり過ごせたので

良い気分転換となりました。

 

 

そんなわけで年末年始のご挨拶も限られた方にしかできていなかったのですが、

遅ればせながら改めてご挨拶させていただきます!

 

旧年中はブログ・メルマガをご愛読いただき誠に有難うございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2016年は企画に集まっていただいた方たちと

濃いチャート検証をずっと続けていて

コミュニティの方では1年間で300通くらいメルマガを書いていたのですが、

それで手一杯となりブログはほとんど更新できませんでした。

 

それでもみなさん頑張ってFXに取り組まれてきたので

成果を出せる方も着実に増えており、一部は対談音声でも紹介しましたが

単月の成果報告は毎月数多くいただいております。

 

 

また指導させていただく中でみなさんがどういうところでつまづきやすいのか、

どういう伝え方をすると成果が出やすいのか、

僕もその辺りがかなり明確になった1年でした。

 

なので今年は昨年得た気付きを

ブログでアウトプットしていこうかと思います。

 

 

新年一発目は、僕が昨年得た気付きのまとめを書かせていただきます!

 

たぶん今回の記事を読んでいただくだけでも

FXで利益を出し続けるために本当に必要なものは何なのか

分かるのではないでしょうか。

 

 

僕は昨年はFXやビジネス関連のみならず

プライベートでも新たなご縁で多くの方と出会いました。

 

人との出会いとは不思議なもので

自分が「○○な人と出会いたい!」と求めているうちはなかなか会えないのですが、

求めることをやめて頭の片隅で「○○な人と出会えるといいなぁ」と

おぼろげに考えながら日々過ごしていると良い出会いも自然と多くなります。

 

思い起こせば僕もFXで最初のメンターと出会ったときは

100人以上のトレーダーさんに直接メールし、電話を掛け、

断られまくり、仕事も有休を使って全国行脚し、

なかば強引に道を切り開いていました。

 

しかしその後、他のメンターたちとも出会いますが、

そのときはほとんど苦労もせず自然の成り行きに任せ、

自分が取り組むべき目の前のことをただこなしていたら

気付けば勝手に出会っていました。

 

そして取り組んでいた内容が評価され、

勉強会やクローズドの会や懇親会にも積極的に呼んでいただけるようになりました。

 

脳の仕組みを考えれば、

・前者は顕在意識で目標を手繰り寄せようとしている状態

・後者は潜在意識でそうする状態

であり、

引き寄せる力に100万倍の差が影響していることは今なら説明できるのですが、

当時はそんな概念も知らなかったので「不思議なものだなぁ」としか

思っていませんでした。

 

ここ数年は非言語の領域も頭で理解し、説明できるようになり、

実際使いこなせるようにもなってきましたが

それはFX以外で学んだ経験や体験が大きく寄与しています。

 

 

そういえば昨年出会ったあるお茶屋の店主の方に

「美味しいお茶の淹れ方」を教えていただきました。

 

その内容は、FXで利益を出すためのアプローチとまさに同じだな

と思ったのです。

 

お茶屋の店主

「美味しいお茶を淹れたいなら、まず最低限の茶道の技を身に着けるのは当たり前。

その上で、淹れる人が日常をどう過ごしているかで味は大きく変わります。

味を左右するのは、結局のところ技ではないのです。」

 

「物質的なお茶の味」という意味では、

同じ茶葉・茶器・淹れ方であれば誰でも同じ味が再現できます。

 

しかしここでいう味とはそういうものではなくて、

もっと空間的な広がりの概念を含んだものです。

 

この違いは実はどなたも身近に経験していることです。

 

例えば同じ食事をいただくにしても、

・高級旅館のように隅々まで整理整頓されてきれいな部屋でいただく食事

・日常からゴミが散らかっている乱れた空間の中でいただく食事

では、全く同じ食事であっても明らかに味は変わります。

 

これは、食事そのものに場や人のエネルギーが乗り移り、

それが負のエネルギーであれば食べた物質から感じる味の情報が脳で妨げられるので

後者はまるで違う料理をいただいてるように感じるのです。

(味はするけど気分は良くないのでまずく感じる、とでも言えるでしょうか。)

 

お茶も、淹れる空間や淹れる人が持っているエネルギーの影響を受けて

味は面白いほどに変わります。

そしてそれはFXの執行においても同じです。

 

 

昨年、僕は「弱者の兵法」にご参加いただいた方の

デモトレードとリアルトレードを大量に添削させていただきました。

 

その中で利益を出せる方と出せない方の執行には

明確な差があることに気付いたのです。

 

利益を出せる方は、過去検証で身に着けた基本的な技術をもとに

本人が心地よいトレードルールを構築し、

シンプルに執行していることがほとんどでした。

 

例えば対談音声で紹介した松下さんは、

先月(12月)もたった3回のトレードで2勝1敗、+660pipsの利益を出しています。

 

他にも成果を出した方からの報告を見させていただくと

みなさん淀みのないシンプルな執行をして狙った波形から確実に利益を出しています。

 

これは過去検証で身に着けた技術と自分の潜在意識が調和した状態であり、

マーケットの魔術師のエド・スィコータの言葉を借りるならば

「利益を増やす最良のひとつの方法は、目標を立て、それを実現させていくこと。

つまり、意識と潜在意識を金儲けと調和させることだと思う。」

が体現できている状態です。

 

一方で、利益を出せない方のトレード履歴を見させていただくと

短期間にエントリーとエグジットを繰り返し、ひと月数十回トレードしながらも、

狙った波形に乗れていないというのがほとんどでした。

 

・そもそも過去検証が足りていない(技術不足)

・その方のエネルギー不足

のどちらか一方、または両方が、執行にも反映されていたのです。

 

 

では、どうすれば利益を出せるようになるのでしょうか?

その答えは、お茶屋の店主が教えてくれた通りです。

 

「美味しいお茶を淹れたいなら、まず最低限の茶道の技を身に着けるのは当たり前。

その上で、淹れる人が日常をどう過ごしているかで味は大きく変わります。

味を左右するのは、結局のところ技ではないのです。」

 

つまりFXの最低限の技術を身につけたうえで

トレーダーとしてどう過ごしているか(=在り方)が求められる

ということです。

 

 

技は基本を押さえてとにかく過去検証を重ねれば大丈夫です。

それは「弱者の兵法」でも結構細かく紹介してきましたのでここでは割愛します。

 

一方で在り方はやや抽象的表現なので理解しにくいかもしれませんが、

具体的に言えば、例えば物事に向き合う「丁寧さ」はそれにあたりますね。

 

日常から丁寧さを意識していれば、目の前の物事を注意深く観察し

いくつもある選択肢の中で最良だと思われる行動をとります。

FXでもチャートに対してそれができれば、利益は簡単に出せるのです。

 

逆に、日常から丁寧さが足りていないと

目の前の物事を適当に思考し、適当に対処します。

 

その結果、FXでも適当に執行するので利益が出ない、

という誰でもわかる超簡単な仕組みです。

 

 

トレーダーで求められる「丁寧さ」については、

マーケットの魔術師に登場するタープ博士が表現した内容を

参考にされると良いでしょう。

 

勝つトレーダーと負けるトレーダーの違いについて、

トップシューターの信念の差でこう表現しています。

 

バン・K・タープ

「例えば、勝っている方は、

試合までに1000回完全にリハーサルする事が大切だと考えていたのに対して、

もう1人の方は単に心理的なリハーサルは大切だと思っていただけだったのです。

 

さらに、勝っていた方は敵の目の中心にすべての弾を打ち込むことが

(たとえそのことでエキストラポイントがでないとしても)

大事だと考えていたのに対して、

もう1人の方はただ敵の目に当てさえすれば良いと考えていただけでした。」

 

 

サラリーマンの仕事であれば

会社から与えられた任務(=上層部が考えてくれた仕事)をこなすことが主なので

部分的に適当に対応しても成果は出ますが、

FXのようにどこでエントリーしてどこでエグジットするのか

最初から最後まで全てを自分で創造する仕事は

徹頭徹尾丁寧に取り組まない限り利益は出ません。

 

労働者(サラリーマン)と雇用者(トレーダー)では

そもそも成果の出る仕組みが違いますので、その辺りは注意が必要です。

 

 

1日の中でトレードする時間はほんの数分~数時間でしょう。

あくまでも「日常生活全体」のなかに「トレードする時間」があります。

 

なので、トレードする時間で丁寧さを発揮できるようになりたいなら、

まず日常生活全体に対して丁寧に向き合うことが求められます。

 

日常生活に丁寧に向き合えないのに

トレードする時間だけ都合良く丁寧に向き合えるわけはないですから。笑

 

食事・睡眠・仕事・学習・育児・運動・読書など

あらゆることに丁寧に向き合うことです。

そうすることで、ほんの数分取り組むFXでも同様に丁寧に執行できます。

 

順張りをどう使うとか、逆張りをどう使うとか、

基本的な技術は確かに必要です。

 

しかしそれ以上に、日常生活の在り方それ自体で

安定して利益を出し続けられるかどうか大きく変わってくるということです。

 

 

僕が2016年に得た、最も大きな気付きは以上です。

 

在り方自体は僕も昔から大事だなと思っていたのですが、

実際いろんな方とお話ししたりチャート添削させていただくなかで

改めて深く理解し、このように言語化することができました。

気付きを与えてくださったみなさんには感謝です!

 

これ以外でも細かい気付きは他にもいろいろあるのですが

それらは今後一つずつ紹介していくことにしますね。

 

 

ちなみにもしこの記事を読んでみて

「自分には丁寧さが足りなかった・・・」と感じるのであれば

いまこの瞬間から意識して積み重ねれば良いだけです。

 

過去はどんなに嘆いても変わることはありませんが、

未来はやる気があれば誰でも積み重ねられます。

 

やろう!と思った時が最初の一歩であり、

あとはそれを本気で取り組みたいかどうかだけです。

 

FXで利益を出せるようになれば、いろんな自由がすべて手に入ります。

時間的自由、経済的自由、文化的自由、精神的自由、

肉体的自由、人間関係の自由、、、などなど。

それらを手に入れたいなら本気で取り組む価値は大きいでしょう。

 

みなさんに良い気付きを得ていただけるように

僕も引き続き情報発信を頑張ります!

 

2017年がみなさんにとって実り多き一年となりますように。

 

それでは今回は以上です。

有難うございました!

 

 

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