NHKマイルカップの予想です。

今年はもともとから注目していた臨戦過程が良い傾向の馬たちを中心に、悩みに悩んだ穴馬を絡めつつ勝負したいと思います。ではまず軸馬から。

NHKマイルカップ 2017 予想

軸馬は、アウトライアーズ
前走皐月賞組は【1-3-2-14】(連対率20.0%、複勝率30.0%)。率としてはまずまずながら、現在3年連続で好走馬が出てきている組となります。また好走馬の大半は当日人気馬に偏っており、当日3番人気以内で絞り込むと【1-3-1-2】(連対率57.1%、複勝率71.4%)と、非常に良い傾向。現在のオッズからは3番人気以内を満たせない可能性がありそうですが、人気馬という点は満たしていますので、そこにかけたいと思います。

また臨戦過程以外から評価したいのは距離実績。1600m戦は2戦2連対と崩れておらず、この東京舞台は1600m以上の適正が必要と言われるタフなコースでもありますので、人気馬の中で1800m、2000mといったマイル以上の距離で好走歴がある点はアドバンテージになるとみています。

この馬の脚質を考えれば、もう少し中目の枠が良かった印象ですが、昨日の結果からは、内が若干有利に映りましたので、よりスムーズな競馬ができれば勝ち負けになってくれるのではないかと期待しています。



対抗馬1頭目は、モンドキャンノ
こちらも評価したのは、前走レース別の傾向。前走スプリングステークス組は【0-2-1-3】(連対率33.3%、複勝率50.0%)で、数字上は2頭に1頭が好走している好相性の組。また好走馬3頭は、単勝オッズ一桁台という共通点があり、この点で絞り込むと【0-2-1-0】と全馬好走傾向。勝ち馬が出てきていない点は少し気になりますが、現在の人気からは好走を期待したい1頭とみています。

前走のスプリングステークスは距離もあったでしょうが、差し、追込馬が上位を占める中、先行していましたので言い訳できる敗戦だったと思います。また少し距離も少し長かったこともあるでしょうから、ここでの距離短縮はプラスに働きそう。最内枠が良いか悪いかは微妙なラインですが、ロスなく立ち回れる部分は大きくプラスの働きそう。

また土曜日の東京芝レースではノーザンテースト内包馬の活躍が気になりました。他にも該当馬はいますが、人気どころではこの1頭となりますので、前日の傾向が引き継がれるのであれば血統面も後押しになってくれると期待しています。



対抗馬2頭目は、レッドアンシェル
前走アーリントンカップ組は【1-0-0-1】(連対率、複勝率ともに50.0%)。該当馬が少ないので、参考にはできないですが、現状としてはまずまず良い傾向となっています。そんなアーリントンカップの勝ち馬は、後に皐月賞で2着と好走したペルシアンナイト。勝ち馬からは着差こそ大きくつけられてしまいましたが、同じような脚で上がっていき、上がり3Fタイムは勝ち馬に次ぐ2位。3位だった馬たちと比較すると0.9秒差も違う末脚を見せてくれましたので、左回りは初はながらも直線の長い東京コースは合うのではないかとみています。

また前走こそスタートで後手を踏み、後方からの競馬となりましたが、本来はもう少し前目で競馬をする馬なので、外枠はマイナスな印象ながらも、良い位置取りさえ取ってしまえば、紛れが少ないであろうこの枠はプラスにに働きそう。デビューから連勝を飾った相性の良い福永騎手に戻りますので、この馬の持ち味をより活かすことができれば、ここも上位争いに加われるのではないかとみています。



最後に穴馬は、G人気ブログランキング(※ディバインコードでした)。
土曜日の馬場は高速馬場でしたので、馬場が合いそうなプラチナヴォイスと非常に悩み悩みましたが、左回りの経験や安定感、鞍上の差というところで、わずかにこちらを上に取りたいと考えました。

また前走レース別の傾向からは非常に手が出しづらい組となるんですが、過去この組からの好走馬には、3勝馬という共通点があり、その点を満たしているところは評価できるとみています。

スタートも上手い馬ですし、これまで崩れず自分の競馬、また安定した走りをみせてくれていますので、距離には不安が残るものの、上位争いというところでは崩れず期待が持てるのではないかと注目しています。



<NHKマイルカップ 2017 予想>
◎軸馬:アウトライアーズ
◯対抗馬1:モンドキャンノ
▲対抗馬2:レッドアンシェル
△穴馬:G人気ブログランキング
(※ディバインコードでした)
☆流し:2、7、8、11、13、14、17、18番以外
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