本日の日経平均は、FOMC・米4月雇用統計・フランス大統領選など連休中のイベントがコンセンサス+アルファで経過した事や、「地政学的リスクの高まり」回避、112円台後半までのドル円上昇などを好感して寄りから19,700円台を回復。昼過ぎに発表された中国4月貿易収支は輸出入の伸びがともに市場予想を下回ったものの、買い一巡後も高値で強含む株価が「先物での売り方の買戻し&仕掛け買い」を誘発して19,929円(+483)まで上昇すると、大幅続伸で取引を終了。東証1部の売買代金は3.44兆円まで膨張し、腰の重い実需筋の始動を印象付ける結果に。

東証主力株はほぼ全面高。4508 田辺三菱製薬、6758 ソニー、6702 富士通、1605 帝石、6367 ダイキン、7269 スズキ、8802 三菱地所、8308 りそなHD、8750 第一生命、9983 ファストリ、4911 資生堂、7752 リコーなどが前日比+3%超の上昇。

中小型株は 3660 アイスタイル、6440 JUKI、6101 ツガミ、6334 明治機械、2468 フュートレック、4597 ソレイジア、2160 GNI、3782 DDS、3935 エディア、2425 ケアサービス、4355 ロングライフなどに短期資金が流入。

日経平均 19,895円 +450、Topix 1,585 +35

225先物(6月限)19,870円 為替 112.76円/ドル、
NYダウ先物 20,960ドル +6

■ テクニカル : 過熱感
4月安値(4/17 18,224円)以降で4度目のギャップアップ、20日線との乖離率5.7%などが過熱感を示唆。短期的には「上方向のオーバーシュート」による20,000円トライも想定されますが、買い一巡後は19,000円台後半での日柄調整が本線。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 5938 LIXIL
ザラ場中に発表された業績予想を嫌気されて2,757円まで下落したものの、引けにかけてはしっかりと推移。テクニカルや取り組みは「数週間の回転スパンでの押し目買い優位」を示唆。

△ 8630 SOMPO
17年3月期経常益予想を2060億円から2410億円に上方修正。

△ 4651 サニックス
17年3月期純損益予想を0.6億円の赤字から4.1億円の黒字に修正。6430 ダイコク電機、8892 エスコン、〜(略)〜などとともに即転狙いでケア。

△ 6062 チャームケア
6/1付の株式2分割を発表。

☆ 2427 アウトソーシング 
4/17 3,935円 → 5/8 4,380円 +445 11%上昇!
本日引け後に発表された17年12月通期経常益予想は従来の89億円に留まり90億円程度のコンセンサスを下回ったものの、1−3月期経常益が11億円程度のコンセンサスを上回る13.41億円(前期比4.3倍!)で着地し、総じて好印象。 

素直に買い材料視される場合も4,400〜4,550円レンジはテクニカル上の強めの抵抗帯となりますが、スムーズに抜ける場合には第一目標とする「月内●,●00円トライ」はワンチャンス!

明日もご提案買い条件内を丹念に買い直しながら・・・・!

☆ 6787 メイコー  
4/27 825円 → 5/8 950円 +125 15%上昇!
ご提案目的の一つである「半導体関連のルネサス(6723)のリベンジ」は本日の950円までの上昇により概ね達成。週末の決算に絡めては繊細に回転をかけつつ、決算をスムーズに通過するなら第二目標を1,●00円超えに据えて強気継続の予定です。

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では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらもよろしくです!