セック(3741)の立会外分売詳細と予想

立会外分売実施が予定されているセックの分売詳細情報です。

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セックの立会外分売詳細

銘柄名セック(3741)【東証2部】
発表日2017年5月12日(金)
分売予定日2017年5月19日(金)~ 5月25日 (木)
分売実施日2017年5月19日(金)
売買単位100株
申込上限200株
信用区分貸借
分売枚数2,000枚
分売総額約3.54億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,617
割引率3.00%
分売目的流動性向上、上位株主による売却

セックの株式データと推移

発表日終値1,772
分売前日終値1,667
予想PER23.71倍
実績PBR1.67倍
株主優待なし
予想配当利回り1.68%

セックの業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)4,5004,4244,615
営業利益(百万円)500433641
当期利益(百万円)520314446
ROA(%)7.74
ROE(%)9.33

セックの立会外分売評価と予想

総合評価(分売発表時点)
B(7)

分売はおよそ4年ぶりとなる実施です。
今年3月に東証2部に市場変更を果たしております。

今回の分売は実施目的にもあるように元会長の売却となっています。
しかし申込上限を少なく設けていることや今回の分売終了後には1部上場要件を満たしそうですので、2部経由での昇格を目指しているものと思われます。

板の厚さはまずまずありますが、ここ最近の出来高は80~100枚前後と流動性はやや乏しいですね。
発表後の流動性推移も注目したいですね。

配当金は年28円(1株)で予想利回りは2.03%となっています。
ただ株主優待は創設されておりません。

今期の業績は減収減益となっており、過去の業績をみてもやや頭打ち感が否めません。
ただ来期予想は増収増益でやや立て直す見込みとなっています。

株価は市場の回復とともに下値を切り上げており、1,800円付近と昨年前半の水準まで戻ってきています。
年間では1,200円~1,800円の値動きとなっています。

PER30.24倍、PBR1.81の株価水準は類似企業と比較して少し割高となります。

分売枚数は多くはないですが流動性の不安が少しあるので、実施日までに改善されることに期待したいですね。
ただ貸借銘柄であることから需給良好で、結果的にはそれなりに利益は出そうではあります。
少し割高水準なので株価がいい具合に下げていけば、全力参加して問題ないでしょう。

総合評価(分売前日時点)
B(7)

株価が良い具合に下がっており、分売価格も3%ディスカウントとしっかりと割引されての価格となりました。

発表後の出来高も増えて流動性も不安も改善されております。

賃貸銘柄であることも参加するメリットとなるのですが、不安材料としては相場の状況が弱気になってきましたので思ったよりも買いが入らない可能性もありますね。
一応明日の朝の板気配を確認してからの方が良さそうです。
参加しても利益は狙えると思いますが、利確のタイミングは早めの方が安全かもしれません。

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