札幌アンビシャス上場のIoT&クラウド関連!エコモット(3987)初値予想とIPO詳細!

新規上場の承認がされました「エコモット」のIPO詳細情報です。
今年2社目となる札幌アンビシャス上場案件となります。

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エコモットのIPO詳細データ

業種情報・通信業
事業内容IoTインテグレーション事業(IoTソリューションの企画及びこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務)
IPO用途人件費、長期借入金の返済原資
上場市場札幌アンビシャス
BB申込期間6/2(金)~ 6/8(木)
購入申込期間6/13(火)~ 6/16(金)
上場予定日6/21(水)
想定価格2,500円
仮条件2,470円~2,730円
公開価格2,730円
吸収金額4.65億円
時価総額15.5億円
オファリングレシオ29.9%
当選枚数公募120枚
売出1,500枚
OA(オーバーアロットメント)240枚
合計1,860枚

業績データ

売り上げは綺麗な右肩上がりですね。
やだ利益が安定していないのが気がかりです。

主な上位株主とロックアップ詳細

株主名所有比率ロックアップ解除
入澤 拓也34.44%180日間
北海道しんきん地域活性投資事業有限責任組合24.91%90日間または1.5倍
しなねん商事株式会社16.51%180日間
松永 崇7.40%180日

エコモットのIPO評価

エコモットのIPO評価
市場札幌証券アンビシャス市場
上場規模規模は大きめだが枚数は少ない
業種人気IoT&クラウド関連
売り圧力のなさVC保有ありだがロックアップ厳しめ
日程面連続上場
当選のしやすさ枚数少ないが主幹事から期待

エコモットのIPOポジティブ要素

エコモットですが、業種が「IoT&クラウド」ということでIPOで人気のドストライクのテーマを扱っていることがまず評価できる部分ですね。
規模も札幌アンビシャスではやや大きめですが、枚数自体が少ないため需給的にも悪くない環境と言えるでしょう。

エコモットのIPOネガティブ要素

一方悪い部分ですが、やはり札幌アンビシャス上場ということでやや注目度が減ってしまうことになりますね。
ただ直近にアンビシャスに上場したフュージョンは公募1,140円に対して初値は2,872円と、まずまずの初値を付けましたので初値に関して言えばそこまで心配することはないかもしれません。

しかし公募株式数がほとんど売出株であることは気になるところです。
オファリング・レシオも約30%と少々高めであることは初値に影響を与えるかもしれません。

エコモットのIPO総合評価

総合評価B(7)
初値は仮条件決定後、初値予想します。

現時点でのエコモットIPO評価ですが、「IoT&クラウド」と現在ど真ん中のテーマを扱っていることはかなり評価できます。
ただ札幌アンビシャスとしてやや重たい規模感があること、上位株主にVC保有あり、売出株がほとんど占める、地方上場ということでやや不安要素も多いIPOと言えそうです。

しかし今の相場ならテーマだけで高騰する可能性もありますので、地方上場とはいえフュージョンと同じようなまずまずな初値を残しそうでもありますね。

私も現段階では全力で参加するつもりでいます。

エコモットのIPO取り扱い証券会社

主幹事岡三証券
幹事SMBC日興証券
SBI証券
松井証券
エイチ・エス証券
SMBCフレンド証券
上光証券

当選枚数こそ少ないですが岡三証券主幹事ということでいつもより競争率が減り、当選のチャンスかもしれません。
グループ会社である岡三オンライン証券での取扱にも期待ですね。

その他では幹事引受が昨年のペースを上回りそうである松井証券(2017年引受幹事数:7社)やIPOポイントで勝負できるエイチ・エス証券なども穴場になりそうでしょう。

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