2017年5月31日(水)~ 6月2日 (金)に立会外分売実施が予定されている日工の分売詳細情報です。
日工の立会外分売詳細
銘柄名 | 日工(6306)【東証1部】 |
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発表日 | 2017年5月24日(水) |
分売予定日 | 2017年5月31日(水)~ 6月2日 (金) |
分売実施日 | 2017年5月31日(水) |
売買単位 | 100株 |
申込上限 | 500株 |
信用区分 | 貸借 |
分売枚数 | 537枚(53,700株) |
分売総額 | 約1.16億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 2,077円 |
割引率 | 1.98% |
分売目的 | 流動性向上 |
日工の株式データと推移
発表日終値 | 2,168円 |
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発表日出来高 | 54枚 |
分売前日終値 | 2,119円 |
分売前日出来高 | 238枚 |
予想PER | 10.97倍 |
実績PBR | 0.57倍 |
株主優待 | なし |
予想配当利回り | 2.60% |
日工の業績データ
2018年3月(予想) | 2017年3月 | 2016年3月 | |
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売上高(百万円) | 34,500 | 32,717 | 34,110 |
営業利益(百万円) | 2,100 | 1,944 | 1,629 |
当期利益(百万円) | 1,500 | 1,340 | 1,896 |
ROA(%) | – | 3.04 | 4.45 |
ROE(%) | – | 4.65 | 6.73 |
自己資本比率(%) | – | 64.7 | 66.1 |
日工の立会外分売評価と予想
上場日・分売実績
今回が初の分売実施となります。
分売目的
今回の分売は実施目的の通り、流動性向上の為と思われます。
流動性
板は薄く、発表前の出来高平均は50枚前後と流動性は乏しいです。
ただ発表翌日以降の出来高は、材料となったこともあり少し増えてきております。
株価・ボラリティ
今年に入ってから2,200円を高値に1,900~2,200円でレンジでの値動きとなっています。
PER11.10倍、PBR0.57倍の株価水準は他社と比較して割安になりますね。
配当金・株主優待
配当金は1株55円で予想配当利回りは2.57%となっています。
優待は創設されておりません。
業績
今期は減収増益でしたが、来期は売上高5.4%増、営業利益8.0%増の増収増益予想となっています。
総合評価(分売発表時点)
評価 | |
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B(7) | |
流動性の不安こそありますが過去の結果を見ても、賃借銘柄で規模が小さい分売の結果はかねがね好調なことから、本分売でもそれなりの利益が期待できるでしょう。 さらに割安株であることや、今年の分売は例年以上に安定していることもポジティブ要素になります。 あとは良い感じに株価が下がって、流動性も伴って来ればA級分売になるでしょう。 |
総合評価(分売前日時点)
評価 | |
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B(7) | |
株価も値を下げて流動性も高くなりましたので、評価を上げたいところなのですが割引率が1.98%と渋く、引けにかけて株価が上昇したこともあって、実質的なお買い得感がなくなったことが少し評価を上げづらいところであります。 それでも割安株であることや、枚数少なく需給的には悪くありませんので、安定してまずまずのリターンは得られるでしょう。 |