2017年6月7日(水)~ 6月13日 (火)に立会外分売実施が予定されているシンシアの分売詳細情報です。
シンシアの立会外分売詳細
銘柄名 | シンシア(7782)【東証マザーズ】 |
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発表日 | 2017年5月23日(火) |
分売予定日 | 2017年6月7日(水)~ 6月13日 (火) |
分売実施日 | 2017年6月7日(水) |
売買単位 | 100株 |
申込上限 | 100株 |
信用区分 | 信用 |
分売枚数 | 3,000枚(300,000株) |
分売総額 | 約2.62億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 806円 |
割引率 | 2.89% |
分売目的 | 昇格における株主数充足のため |
シンシアの株式データと推移
発表日終値 | 874円 |
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発表日出来高 | 439枚 |
分売前日終値 | 830円 |
分売前日出来高 | 750枚 |
予想PER | 29.75倍 |
実績PBR | 2.56倍 |
株主優待 | なし |
予想配当利回り | 1.20% |
シンシアの業績データ
2017年12月(予想) | 2016年12月 | 2015年12月 | |
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売上高(百万円) | 5,291 | 4,921 | 4,244 |
営業利益(百万円) | 280 | 578 | 203 |
当期利益(百万円) | 186 | 169 | 211 |
ROA(%) | – | 5.76 | 6.79 |
ROE(%) | – | 9.16 | 12.89 |
自己資本比率(%) | – | 71.1 | 55.1 |
シンシアの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績
昨年の12月に東証マザーズ上場。
今回が初の分売実施となります。
分売目的
実施目的にも記載がある通り、東証一部昇格における株主数充足の為に行われる分売となっています。
本分売後に株主数基準(2,200人以上)はクリアする見込みとなっっています。
ただ1年ルールの為、昇格は早くても今年12月以降となるでしょう。
流動性
板は厚く、発表前の出来高平均ですが材料が出たこともあって、1,500枚以上と流動性が高くなっています。
ただ発表翌日以降の出来高は、350枚程度とかなり落ち着きを見せております。
株価・ボラリティ
株価は今年に入って軟調でしたが最近になって上昇傾向を見せており、現在は800円~900円の間で取引されています。
PER30.39倍、PBR2.62倍の株価水準は他社と比較してかなりの割高水準と言えます。
マザーズ上場だけあって株価変動が大きく、ボラリティは高くなっています。
配当金・株主優待
配当金は1株10円で予想配当利回りは1.18%となっています。
現在、優待は用意されておりませんが、コンタクトレンズという株主に還元しやすい商品を扱っているため、今後創設される可能性はあります。
業績
来期業績は営業利益が落ち込む見込みですが、1Q時点ですでに進ちょく率67%と堅調な数字を見せていることから、上方修正されるかもしれません。
自己資本比率が高く、財務状況が健全と言えますね。
総合評価(分売発表時点)
評価 | |
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C(5) | |
時価総額の割にはかなり枚数が多い大規模な分売となりますので、一気に浮動株が増えることになります。 流動性もこの枚数ではやや不安な感じがしますので、現在のところは見送りとします。 ただ株価は低く申し込める上限枚数も1枚のため、下値は意外と固いかもしれません。 |
総合評価(分売前日時点)
評価 | |
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C(6) | |
株価は発表日から値を下げていて、割引率とあわせて約8%の分売プライスで買えるのはプラス要素になります。 流動性も出来高が普段に比べて増えてきておりますので、短期売却で少額の利益なら狙えそうかもしれません。 ただ当日は上値も重い展開になりそうなので、あえて参加するメリットも薄いと言えます。 |