野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)は新興国債券を投資対象としているインデックスファンドとなります。
「JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス・プラス(円ヘッジベース)」をベンチマークとしていてこれ一つで新興国債券に幅広く投資を行えることとなります。
野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)の詳細
投資対象 | 新興国債券 |
---|---|
ベンチマーク | JPモルガン・ガバメント・ボンド・ インデックス・プラス(円ヘッジベース) |
購入手数料 | 無料 |
信託報酬 | 年0.60%(税別) |
設定日 | 2010年11月26日 |
純資産総額 | 24.3億円 |
決算日 | 年1回(9/6) |
信託財産留保額 | 0.3% |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | あり(ドル円レート) |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | 野村アセットマネジメント株式会社 |
野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)の特徴
野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)は米ドル建て為替ヘッジありの新興国債券に投資できることが特徴です。
本ファンドと同じベンチマークのファンドは、SMT 米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)しかありませんので希少なファンドとなります。
通常、新興国は金利が高い国が多いので現地通貨の債権を利用して為替ヘッジをした場合、日本円との金利差分のコストが多く掛かってしまいます。
その点、本ファンドでは現地米ドル建ての債券を日本円でヘッジしたものですので、全ての新興国債券が米ドル円との金利差分コストしか掛からないことが評価できます。
組入比率
国・地域別配分
国 | ファンド |
---|---|
メキシコ | 11.9% |
トルコ | 11.0%> |
アルゼンチ ン | 10.6% |
インドネシア | 10.6% |
ロシア | 9.0% |
その他 | 43.8% |
ポートフォリオ特性値
国 | ファンド |
---|---|
平均最終利回り | 5.1% |
平均最終利回り(為替ヘッジ後) | 2.5% |
平均デュレーション | 7.7% |
運用成績は?
年 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1ヵ月 | 0.4% | 0.5% |
3ヵ月 | 4.4% | 5.2% |
6ヵ月 | 2.8% | 3.5% |
1年 | -0.9% | -0.5% |
3年 | 3.8% | 5.9% |
設定来 | 30.8% | 40.2% |
※2019年3月29日現在
ここ数年のパフォーマンスがベンチマークの成績を下回っている点が気になります。
今後パフォーマンスが安定することに期待したいですね。
分配金は?
今まで一度も分配金は出しておりませんので効率よく運用が行えています。
実質コスト
決算年度 (対象期間) |
実質コスト |
---|---|
2018年 (2017/9/7~2018/9/6) |
0.671% |
2017年 (2016/9/7~2017/9/6) |
0.62% |
2016年 (2015/9/7~2016/9/6) |
0.62% |
2018年9月に提出された報告書によると、実質コストは前年をやや上回る年0.671%となっています。
例年よりコストが少し高くついてしまっています。
野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)の評価
本ファンドは「JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス・プラス(円ヘッジベース)」をベンチマークとしているファンドの中で、最も低いコストで運用できることが最大のメリットとなっています。
今後米国は近いうちに利上げが予想されており、ヘッジコストが大きくなる場合があることは注意が必要になります。
それでも分散したポートフォリオの中に為替ヘッジ付きの新興国債券を加えたい場合は、本ファンドも検討価値があるファンドと言えるでしょう。
野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)を購入できる会社はこちら
販売会社 |
SBI証券 楽天証券 GMOクリック証券 マネックス証券 カブドットコム証券 松井証券 新生銀行 スルガ銀行 |
---|