上場からわずか3ヶ月で実施!ピーバンドットコム(3559)の立会外分売詳細と予想

2017年6月23日(金)~ 6月27日 (火)に立会外分売実施が予定されているピーバンドットコムの分売詳細情報です。

スポンサーリンク

ピーバンドットコムの立会外分売詳細

銘柄名ピーバンドットコム(3073)【東証マザーズ】
発表日2017年6月12日(月)
分売予定日2017年6月23日(金)~ 6月27日 (火)
分売実施日2017年6月23日(金)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数1,090枚(109,000株)
分売総額約2.41億円(分売発表日終値ベース)
分売価格2,137円
割引率3.04%
分売目的株主数増加

ピーバンドットコムの株式データと推移

発表日終値2,208円
発表日出来高171枚
分売前日終値2,204円
分売前日出来高419枚
予想PER28.23倍
実績PBR8.39倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

ピーバンドットコムの業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)1,9401,8301,717
営業利益(百万円)23323059
当期利益(百万円)17115961
ROA(%)22.9612.53
ROE(%)41.6838.85
自己資本比率(%)63.039.8

ピーバンドットコムの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

今年3月に上場しているので、記憶に新しいと思う方も多いでしょう。
なんと上場してからわずか3ヶ月後という異例のスピードでの分売実施となりました。

今年2月に分売が行われたフィル・カンパニーや5月のMS-Japanなど、最近は上場後速いペースでの分売が見られます。

分売目的

実施目的にも記載されているように、株主数の増加と流動性向上目的だと思われます。
ただ上限1枚で、株主数増加重視の条件となっているので、先を見据えた昇格狙いの分売とも言えそうです。

流動性

板はそこそこ、発表前の出来高平均は100枚前後と、ここ最近の流動性はやや低いです。

株価・ボラリティ

上場後の株価が過熱しすぎた原因もあって、徐々に上値が切りさげており、下落トレンドと言わざるを得ない状況です。

PER28.75倍、PBR8.55倍の株価水準は業績からみればかなり割高な水準と言えそう。

マザーズ上場であり上場後まだ間もないですので、株価変動は非常に大きく、現在のトレンドではリスクも高いと言えます。

配当金・株主優待

配当金は無配。
株主優待も現在のところはありませんが、ECサイトを運営していることから割引クーポン等、将来的に創設されてもおかしくはないでしょう。

業績

今期業績は大幅増となりましたが、来期予想はほぼ横ばいと、成長が止まってしまったことが気になりますね。

総合評価(分売発表時点)

評価
C(5)

少し気になるのは直近の出来高が少なくなっていることですね。
分売枚数こそ多くないですが、割高水準の銘柄がどこまで反発するかもやや期待しにくい部分になります。

今年の傾向から何とかなるとは思いますが、そこまで魅力ある分売とは言えないでしょう。
分売実施までに株価が直近安値まで下げて、流動性も伴ってきたら参加しても良いかもしれませんが。

総合評価(分売前日時点)

評価
C(6)

発表日以降、株価が上昇する傾向がみられていましたが、結局発表日からほぼ変わらずの値決めとなっています。
ただ割引率は3%とありますので、直近安値付近での分売プライスとなっています。

出来高も実施日の前日はかなり増えており、枚数的にこなすことは十分可能でしょう。
ただ上場から間もないこともあって、株価が不安定なのは事実ですので、リスクが全くないわけではありません。

一時的に割れる可能性も否定できませんので、絶対損したくない人は参加は控えた方が良さそう。
私は少しだけ参加する予定です。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする