おはようございます。

昨日のNY市場は続伸。注目のFOMCは、コンセンサス通りの「0.25%の利上げ、年内に1回、2018年中に3回の追加利上げ」とともに、年内中に保有資産の圧縮を開始する事を決定。

NYダウはFOMCの結果発表直後にこそ利益確定売りに押される場面もあったものの、金融株主導で最高値更新 & 高値圏で取引を終了。ナスダックはFAANG(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグル)の軟勢を重しに反落。

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米10年債利回りはFOMCの結果と消費者物価の予想外の低下を受けて再び2.1%台前半まで軟化。ドル円は一時108.77まで下落した後、109.60付近で取引を終了。

NYダウ 21,374ドル +46、ナスダック 6,194 −25
米10年債 2.125% −0.082、NY原油 44.73 −1.73
為替 109.58円/ドル、日経先物(夜間) 19,840円 −40

□ 本日の展望 : 弱含み ± 先物

日経先物夜間終値にサヤ寄せした弱含みのスタート後、ドル円動向を睨んだ不安残しの展開へ。想定レンジは19,750円〜20,000円前後。実需筋の様子見ムード継続を利用した先物主導の乱高下、特に仕掛け売りによる19,700円割れもリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 短期的な下押しを念頭に大局強気スタンスを継続!

年初来安値を更新している米10年債利回りが、短期的には債券買い(金利低下)、株式売りの加速 = リスク回避方向へのオーバーシュート・リスクを示唆。

よって、目先の軟調局面は大局強気スタンスで臨みたい一方、短期的には「19,500円水準までの下押しに耐えられる体勢」も意識していきたいところ。

具体的には、ストレス玉や弱テクニカル銘柄の縮小、手仕舞い条件の徹底を優先しながら、ターゲットを絞った押し目買いスタンスで臨んでください。

※ 東証主力と中小型株は1:1。当面はドル円の上値が重い前提で「外需系への極端な資金配分は回避」。

★ 6857 アドバンテスト : 〜(略)〜に修正しつつ、上記大局強気スタンスを念頭に現値は腰を据えて臨んでください。

☆ 本日からのスポット銘柄
市場マインドの気迷いムードを利用すべく、好トレンド中小型テーマ株の仕込みを開始。中小型株内でも稀有な成長力も念頭に、まずは年初来高値までの約30%の上昇目標で!
  
  (一部会員サークルより 
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【ウォッチ銘柄】
〇 6890 フェローテック
ウエハー世界3位の台湾企業と中国での半導体シリコンウエハー事業における業務提携を発表。

△ 3680 ホットリンク
東京大学および電通関連企業と共同で、人工知能(AI)を用いたソーシャルメディア上のビッグデータ解析の活用を目指す研究を開始したと発表。割り切り対象で継続注視。

△ 1360 日経ベア2倍、1552 国際のVIX
地合い悪化に際しては小口買い増し or 持ち株の手仕舞いと相殺した利確へ。

『 変化の‘先’を見据えて! 』

では 本日もよろしくお願いします。
           
    
            
※ 本日の昼の更新は打ち合わせのためお休みさせていただきます。ご了承ください。