おはようございます。

昨日のNY市場は小幅に続落。米上院によるオバマケア改廃案を好感した医薬品関連が相場を押し上げたものの、低インフレ思惑から債券買い(金利は低下)志向が根強く 引けにかけては売り優勢で推移。ナスダックはFAANG株が揃って下落したものの小幅に上昇。

big (28)

NYダウ 21,397ドル −12、ナスダック 6,236 +2 
米10年債 2.147% −0.007、NY原油 42.74 +0.21
為替 111.34円/ドル、日経先物(夜間) 20,120円 +50 

□ 本日の展望 : 模様眺め

昨日終値水準比較でやや円安に振れた為替を追い風とする反発スタート後、引けにかけては週末要因や外資勢の売り越し額増加(先々週407億円→先週5721億円)が心理的な重しとなる上値の重い展開がメイン。想定レンジは20,050〜20,250円。

★ 本日の戦略 : 持ち合い継続も念頭に慌てず丁寧に!
米経済の低インフレ(物価上昇率の停滞)思惑による長期債利回りの上値の重さ=債券需給の底堅さが株式需給の上値の重さに連動しています。

来週後半から7月第1週末までに発表される米マクロ指標が「インフレ期待の持ち直し → 株式需給の改善」を誘発する流れを本命視していますが、その間は現在の持ち合い商状が継続する可能性も念頭に、押しを待って丁寧に仕込みを入れていきたいところ。

★☆4銘柄も昨夕の戦略を踏襲。積極派の方はNY市場で騰勢を維持したバイオ関連を中心とするハイボラ銘柄の即転狙いも妙手。ただし、物色寿命の超短期化にはご注意ください。

【ウォッチ銘柄】
△ 1662 石油資源開発
19年後半メドの商業生産を念頭に北海道の勇払油ガス田を増強すると発表。

△ 6769 ザインエレクトロニクス
次世代USB向けの大規模集積回路(LSI)の伸びや、自動車向けなどの研究開発費一巡を背景に、18年12月期営業益は3年ぶりに黒字化する見通しとの報道。

△ 3979 うるる、7940 ウェーブロック
6/18のメルマガ銘柄。火曜上場のDMソリューションの躍進、来週の4銘柄のIPOに絡めた注目度アップなどを念頭に、春先上場かつディーラー資金が出入りしやすいこれらを割り切り狙いで継続注視。

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『 堪忍は無事長久の基! 』

では 本日もよろしくお願いします。