● 本ページはプロモーションが含まれています

6月27日（火）午前10時半ごろドル円は112円台に

本日6月27日（火）ドル円相場は約1ヵ月ぶりとなる112円台まで円安が進みました。

記事を書いているうちに少し円高になってきていますが、まだ111円台後半ですね。

本日のドル高円安は、米株高（ダウ工業株30種平均が堅調だったこと）が原因です。これによって円を売りドルを買う動きが広まりましたね。

一時的に112円台まで円安ドル高となったドル円相場ですが、更にドルが買われる要因がないのが実情です。

今週の経済指標や要人発言などを踏まえながら、今ドル円に関係する事柄を今日は解説していきます(✻´ν`✻)

米経済の現状をおさらい

今週は月曜日～金曜日まで、米経済指標の発表があります。

しかし最近の米経済指標は、弱めの発表が多いですよね(´×ω×`)

逆にサプライズで大きく上振れすれば、またドル買いで市場が反応する可能性は残っています。

FRBイエレン議長の講演内容について

何より本日予定されているFRBイエレン議長の講演内容が、今週のドル円の鍵を握っています。

6月14日（水）にFOMC（米連邦公開市場委員会）が終わり、まだ2週間経っていない状態ですので大きな方向転換やサプライズはないと考えています(　･`ω･´)ｷﾘｯ

イエレン議長がタカ派的な立ち位置をコロっと変えることは考えにくいですが、推測されるパターンを想定しておきましょう！

• イエレン議長がタカ派的発言をする：ドルが買われ円安ドル高
• イエレン議長がハト派的発言をする：ドルが売られ円高ドル安

タカ派的発言とは、FOMCで発表した通りバランスシートの縮小に関して明確な日時や内容を発表してくることです(　･`ω･´)ｷﾘｯ

利上げもバランスシートの調整も積極的にやったるぞー！っていうタカ派＝革新的発言ですね！

ハト派的発言とは、慎重や穏健を意味します。発言の中に「緩やかに～」「～は弱い」などタカ派とは逆の消極的な発表をしてくることです。

またバランスシートの縮小が開始される日時が来年になったりなど、FRBの行動が遅くなればハト派的姿勢と市場から見られます。

ただ今回は前回のFOMCから日も浅く、タカ派の大枠から外れた発言はしないだろうとの見方が市場でも強いです。なので講演の影響は、少しドル高要因程度ですね。

それよりも原油安が落ち着かない限りは、積極的にドルを買えない！というのが市場の本音です(´×ω×`)

トランプ政権のロシアゲート疑惑はどうなったの？

先月は毎日のようにニュースで見ていたトランプ政権のロシアゲート疑惑ですが、6月8日（木）に行われたコミー前FBI長官の議会証言で決定的な証拠が出ずにひとまず落ち着いています。

最近のトランプ政権は、マスコミのテレビカメラをシャットアウトして定例記者会見を行っているようです(´×ω×`)

またロシアゲート疑惑をめぐり昨日6月26日にもトランプ大統領の元側近をFBIが事情聴取したようですが、そこまで大きなニュースになっていないので新しい情報は出ていないのだと思います。

ドル円でトレードしている人は多いと思うので完全に無視はできませんが、先月のように一挙手一投足で相場に影響することはしばらくないでしょう(✻´ν`✻)

北朝鮮のミサイル問題は？Jアラートって何？

最近あなたもこのCMを見たことありませんか？

過去私のブログでも北朝鮮の弾道ミサイルについて、為替に影響があるか解説しました。

北朝鮮は今年に入って、既に10回以上のミサイル実験を行っています。

CMでは、もし弾道ミサイルが日本に発射されたらどうすればいいか？の対処方が語られています。

何より発射されてから着弾まで10分しかありません。しかし発射後、3分でJアラートが鳴ります。

Jアラートが鳴ったら分かるように予習をしておきましょう

実質7分で、地下や安全な場所に隠れなければならないということですね(´×ω×`)

「為替に影響するかも」という懸念より、この時ばかりは身の安全を第一に考えて下さい！

そして、有事の際に大きな損害にならないように日ごろから細かくストップを入れて取引をしておきましょう！