日経マネー8月号を読んで | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

6月21日発売の日経マネー8月号は、

このブログでも呼び掛けさせて頂いた日経マネー社からのアンケートに基づいて

様々な分析がなされていましたね。

 

日経マネー 2017年 08 月号 日経マネー 2017年 08 月号

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 特にアンケートに答えた億越えや億を目指す個人投資家から

個別に聞き取った記事が興味深い内容でした。

 

日経マネー誌では、彼らの共通点として

 

1.独自の勝ちパターンを確立

2.仮説の構築に長けている

3.株価指標の見方が深い

4.投資で成功することに執念

 

の4つを上げていました。

 

私の記事は例によって、今回も「つなげよう分析」の解説でしたが、

個人投資家が目指すべきは、

上の4つの共通点を自分のものにすることだと思います。

 

最初は、優れた投資家の真似で良いと思います。

(私もピーター・リンチの真似をすることで安定して勝てるようになった)

 

ただし、真似をする中で、

1.独自の勝ちパターンや

2.仮説の構築力

を磨く必要があります。

 

もちろん、

3.株価指標の見方が深い、とか、会計的な知識を習得するといった、

基本的なスキルを磨くのは当然です。

 

結局のところ、そこまで頑張れる人というのは、

4.投資で成功することに執念を燃やせる人

ということになるのでしょう。

 

確かに、誰もが億万投資家になれるほど甘い世界とは思いませんが、

かといって、オリンピック選手を目指すとか、プロの将棋指しをめざすといった

ほかの勝負事で成功者になろうとする努力と比べれば、

株で億越えを目指すというのは、かなりハードルは低い。

 

どうでしょう?

将棋で例えると、アマチュアの2~3段を目指すくらいの努力で

上の1~3を自分のものに出来るのではないでしょうか?

 

最も大きな問題は、そこに至るまでに大きな谷があることです。

今回登場されていた個人投資家も紆余曲折があって、

今に至っています。(私もそうです。)

 

 

「我慢の谷」とでも名付けましょうか?

 

一部の天才を除くと、

この「我慢の谷」をうまく乗り越えた方のみが、

大きな財産を手に出来るのです。

 

 

 

本日も、参考になりましたら、

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