おはようございます。

昨日のNY市場は急反落。1−3月期GDPの上方修正(年率実質+1.2%→+1.4%)を好感して堅調に寄り付いたものの、FAANG株を中心にハイテク関連に利確売りが広がり一時21,200ドル割れまで軟化。引けにかけては下げ幅を縮小したものの約2週間ぶりの安値水準で取引を終了。

米10年債利回りは直近の「異常値の修正」トレンドを継続して2.2%台後半まで上昇。ドル円は一時112.90台まで上昇した後、111.80台まで軟化する荒い値動きに。

NYダウ 21,287ドル −167、ナスダック 6,144 −90 
米10年債 2.266% +0.044、NY原油 44.93 +0.19
為替 112.13円/ドル、日経先物(夜間) 19,980円 −230

big (6)

□ 本日の展望 : 玉整理、リスク回避売り優位
前日比230円安で引けた日経先物夜間市場なりの軟調スタート後、引けにかけても月末・週末のポジション整理売りやリスク回避売りが重しとなる弱含みの推移が本命視されます。想定レンジは19,900〜20,150円。10時発表の中国6月製造業PMIについては「予定調和→無風通過」が本命視されますが、乱高下の建て前とされるケースに要注意。

★ 本日の戦略 : 余力残しの押し目買い!
ドル円のテクニカルは目先天井形成を示唆しているものの10日線をサポートラインとする反騰トレンドを維持。ナスダックも節目の6100pに一定の下値抵抗感を示しており、来週からの月替わりをきっかけに需給改善も期待されます。

ただし、日曜の都議会議員選挙での「小池都知事率いる都民ファーストの会」の躍進が売り材料視される可能性や、月初の特殊需給が下方向に生じるリスクも踏まえれば、本日の急落局面を強引に買い向かうには根拠不足。

よって、ストレス玉の縮小などによりリスク許容度に応じた3割前後の余力確保を優先しながら、攻撃可能枠についてはターゲットと条件を絞った押し目買いスタンスで臨みたいところ。

【ウォッチ銘柄】
△ 7777 3D
国立がん研究センターと共同で出願していたマイクロRNA阻害剤について、骨肉しゅの治療への応用に関する特許が日本国内で成立したと発表。

△ 7211 三菱自動車、7201 日産
日本と欧州連合の経済連携協定(EPA)交渉は本日から閣僚級会合に入る。
先週触れたように現在10%を科せられている完成車の欧州への輸出関税が早期撤廃となれば、テクニカルに底打ち感も浮上している自動車株には追い風に。ただし、交渉の難航さや米自動車市場の停滞を踏まえれば過信は禁物。

△ 4005 住友化学
50型以上の大型有機ELパネルの製造コストを大幅に下げる技術の実用化にメドをつけたとの報道。

△ 6857 アドバンテスト

ADRは前日比41円安の1,923円で取引を終了。上記経緯から本日中の「昨日売却分の買い直し」は見送るのも賢明ですが、昨日触れたテクニカル要因からは 寄り値付近の打診買い → 〜(略)〜による積極策も妙手。

   (今朝の会員サークルより)

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