おはようございます。

昨日のNYダウは反発。146ドルの急落となった前日の反動に加えて、原油市況の7日続伸、ナイキ株の急騰などを追い風に一時21,426ドル(+139)まで買われたものの、引けにかけては上げ幅を縮小。ナスダックは前日同様に四半期末の利益確定売りが重しとなり小幅に続落。グーグル(アルファベット)は直近安値を更新。

米10年債利回りは直近の「異常値からの修正」トレンドを継続して節目の2.3%台を回復。これを受けてドル円も112円台半ばまで切り返し、日経先物夜間市場は前日比+90円で取引を終了。

NYダウ 21,349ドル +62、ナスダック 6,140 −3 
米10年債 2.303% +0.037、NY原油 46.04 +1.11
為替 112.44円/ドル、日経先物(夜間) 20,080円 +90

【主な政治・経済イベント】
7/3(月) 6月日銀短観、中国6月財新PMI、米6月ISM製造業景気指数
7/4(火) NY休場(独立記念日)
7/5(水) FOMC議事録
7/6(木) 米6月ADP雇用報告
7/7(金) 米6月雇用統計

■ NY市場展望 : FOMC議事録公開後の方向感に注意!
NY市場の焦点は「6月半ば以降の債券買い・株式買い・原油売りポジションの利益確定」による金利上昇・株価下落・原油高トレンドが、下半期入りにより転換または変質するか否か。

米10年債利回りに関しては、5月PCEデフレータ( ≒ インフレ期待)が前年同月比1.4%に留まったた事や、未だに大枠しか見えないトランプ政権の経済対策を踏まえれば上昇余地(債券売り余地)は限定的。原油に関しても需要鈍化に変わりはないために50ドル以上をキープするのは至難の業。

よって、NY株は6月後半からの惰性により短期的には下値不安も燻るものの、7/3からの下半期入り or 7/5のFOMC議事録をきっかけとするトレンド転換 → 上値模索トレンド入りを再開する流れがメインシナリオ。想定レンジは21,250〜21,600ドル

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リスクシナリオとしては、FOMC議事録をきっかけとする軟勢加速 → 21,000ドル水準までの下ブレに警戒。

〜(略)〜

(本日の会員サークルより)

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