ラジオNIKKEI賞の予想です。

今年はいくつか狙ってみたいデータの該当馬がいますので、そこらを組み合わせつつ勝負したいと思います。

※以下で挙げていくデータは過去10年(2011年中山開催を除く)です。


ラジオNIKKEI賞 2017 予想

軸馬は、クリアザトラック
ここは1回目の展望で挙げた前走上がり3Fタイム1位組の好走データから注目したい1頭。

好走データは以下の通り。
・前走上がり3Fタイム1位
・当日2番人気以内


この2点を満たした該当馬は→【3-2-2-4】(連対率45.5%、複勝率63.6%)の好走傾向。

前走上がり3Fタイム1位の全体成績が【3-2-3-22】(連対率16.7%、複勝率26.7%)なので、1頭を除き、その他の好走馬は、当日2番人気以内から出てきています。

現在のオッズでは3番人気となっていますので、この好走データを満たせるかは微妙ですが、なんとか2番人気まで上がってきてくれれば大きな後押しになるとみています。


またその他では、勝利数別のデータに注目しています。
3勝馬は【2-1-1-8】(連対率25.0%、複勝率33.3%)とまずまずの傾向。該当馬がいた6年の内、4年で好走馬が出てきています。昨年は唯一の該当馬だったブラックスピネル(当日2番人気)が5着に敗れる結果となりましたので、今年は傾向が戻ってきてくれるのではないかと期待しています。


脚質からは外枠はマイナスな印象もありましたが、前走は外枠からしっかりと脚を溜めることができましたので、同じような競馬ができれば、ここも勝ち負けになってくれるとみています。



対抗馬は、ライジングリーズン
クリアザトラックの3勝という点を評価するのであれば、同じく該当馬であるこちらも評価したいですね。

直線の短い中山コースで全3勝を上げていますので、コース形態としてはこの福島舞台は合いそうですし、父サンデー系×母父ミスプロ系の組み合わせは、ここ3年連続で好走馬が出てきており、血統面もプラスの印象。

また3走前のフェアリーステークスでは、後にNHKマイルカップを制するアエロリットを破っていますので、単純な物差しで考えれば力は上位。展開の恩恵は必要になってきそうですが、後方からしっかりと末脚を使えれば、自ずと結果はついてくるとみています。



対抗馬2頭は、サトノクロニクル
これまで5戦をこなし5連対と連対率100.0%をキープしている堅実馬。

このラジオNIKEI賞まで連対率100.0%の成績を残している該当馬は【1-0-1-2】(連対率、複勝率ともに50.0%)で2頭に1頭が好走している傾向。サトノクロニクルと無敗馬であるセダブリランテスが該当していますので、どちらかは馬券になってくれそうですが、重賞実績のあるこちらを評価した形となります。

前走白百合ステークス組は【0-3-0-15】(連対率、複勝率ともに16.7%)で、1番人気馬としては少々不安の残る臨戦過程。前走の内容もなんとか凌いだという勝利でしたし、これまでの走りからもエンジンのかかりが遅いタイプに映りますので、ここでの舞台替わりはマイナスな印象。取りこぼす可能性もありそうなので3番手評価としました。



最後に穴馬は、E人気ブログランキング(※マイネルスフェーンでした)。
前回の展望で注目した穴馬候補の2頭から選んでいこうかなと考えていましたが、やはりデータの率としては不安もありましたので、別のところからということで、以下のデータに注目しました。

・1勝馬
・キャリア6戦以上
・前走G1組
この3点を満たした該当馬は【0-2-1-2】(連対率40.0%、複勝率60.0%)となります。

該当馬は非常に少ないですが、好走馬3頭の当日人気は9、5、14番人気で下位人気馬寄りの傾向となっていますので狙いがいはあると考えました。


近走の走りからは少々物足りないところもあるんですが、距離や位置取りなどからは言い訳できる敗戦だったと思いますし、4コーナーある右回りコースでは大きく崩れたことがありませんので、前走からの舞台替わりはプラスの印象。重賞でも通用しているように力はここでも通用するとみていますので、2、3着候補として期待しています。


<ラジオNIKKEI賞 2017 予想>
◎軸馬:クリアザトラック
◯対抗馬1:ライジングリーズン
▲対抗馬2:マイネルスフェーン
△穴馬:E人気ブログランキング(※マイネルスフェーンでした)
☆流し:2、9、10番以外
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