写真=https://twitter.com/podolski10
大迫の所属するケルンにてプロデビューを果たし、バイエルン、アーセナル、インテル、そして本田の移籍が噂されているガラタサライへと移籍。ドイツ代表では中核として長年にわたり活躍しチームを世界一に導いていた。そんな32歳の彼が今月6日、神戸にやってくるのだ。
ヴィッセル神戸はこれまで、守備面での課題が多いとされるチームだった。対人も弱く、チームとしてどこでボールを奪うのかという統率が取れていないようだった。しかし、センターバックに対人、空中戦に優れた渡辺博文を仙台から獲得し、ポジショニングに定評のある高橋秀人も獲得。これにより守備が少し安定したかに見えたが、7月1日の対川崎戦では0-5と大量失点で負けている。
ここ最近は得点力にもかけており、J1リーグ11位とくすぶっている状態だ。
ポドルフスキのプレースタイルは、強烈な左足で放つシュートを武器にゴールを狙うアグレッシブな姿勢、さらには突破力を活かしたチャンスメイクと、守備面の意識はどちらかというと薄い選手だ。
写真=ヴィッセル神戸
さしてつい先日、194cmの長身、ハーフナー・マイクの獲得も発表された。
ハーフナーはデン・ハーグでチーム得点王にも輝いており、この2人を獲得して攻撃力強化を図るようだが、守備面ではまだまだ不安が残る。
この2人の加入により、得点の機会は確実に増えるだろうが、いくら点を取ったところで取られては仕方がない。
組織的な守備面が改善されれば、攻撃力の増した神戸が加速していく可能性も十分にある。
これからのヴィッセル神戸には目が離せない。