本日の日経平均は反発。前場こそ欧州株安を警戒して19,888円(−153)まで下落したものの、北朝鮮リスクを重視していない外資勢の押し目買いが下支えとなり、一日の高値水準で取引を終了。東証主力株は 3436 SOMCO、6326 クボタ、7270 SUBARUなど外需系景気敏感株が買戻し優位で推移。

中小型株は日経平均や任天堂(7974)の切り返しを潜在的な追い風として、8704 トレイダーズHD、4347 ブロードメディア、3853 インフォテリア、3793 ドリコム、3928 マイネット、3652 DMP、3937 UBICOM、6675 サクサHD、4662 フォーカスシステムズ、4651 サニックスなどに短期資金が流入。

日経平均 20,081円 +49、Topix 1,618 +8 
 
225先物(9月限)20,070円 為替 113.17円/ドル
NYダウ先物 21,446ドル +10

■ テクニカル : 上値下値を切り下げながらも、20日線を意識した下ヒゲ陽線+転換線上回復により20,000円付近のレンジ相場を維持。ボリンジャーバンドの収縮が煮詰まり感を示していますので、+2σ(20,289円)超え時の上ブレ、−2σ(19,807円)割れ時の下ブレの双方を念頭に。


big (32)

【ウォッチ銘柄】
▼ 3139 ラクトジャパン
17年11月期経常益予想を14.4億円から20.2億円に上方修正したものの、コンセンサス(23億円)には届かず。

△ 9369 キューソー流通S
5月中間期経常益は従来予想の21.2億円から約1割増しの24億円で着地。

△ 7201 日産
6月の中国自動車販売(前年比+8.9)は5月(+5.7%)から伸びを加速。

■ 後記 今週の焦点は「6月半ば以降の債券買い・株式買い・原油売りポジションの利益確定」による金利上昇・株価下落・原油高トレンドが、下半期入りにより転換または変質するか否か。その触媒として今晩のFOMC議事録が注目されます。

これにより〜(略)〜
がトレンド陽転色を強める場合には東証主力の再注力を計る一方、軟勢が続く場合にはなら好トレンド中小型株重視策を継続していきたいところ。
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では 本日もお疲れ様でした。

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