チェルシーが生んだレジェンド、ジョン・テリー | 信頼の188BET 公式ブログ

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写真:FMN

 

今夏かぎりで22年間在籍していたチェルシーを脱退し、イギリス2部のアストン・ヴィラに移籍、同チームキャプテンを務めることになったテリー。

レジェンドとして認められている彼だが、チームメイトの元カノとの不倫や、人種差別発言など、実は色々と問題を起こしてきた人物でもある。

 

しかし、叩かれても動じないその鋼のハートがなければ数々の功績を残すことはできなかったのかもしれない。実際、この不倫騒動の直後の試合で、サポーターからはもちろん容赦ない野次が飛んでいた。

しかし、そんな中でも頭でネットに突き差し得点、そしてDFとしての仕事もしっかり体を張ってこなしていた。なんてタフな男だろうかと多くの人が思ったはずだ。

 

 

そんな心臓に何本も毛の生えた男は、体を張りすぎるDFとしても有名だ。相手がゴール前でシュート体勢に入っても、地面すれすれをとんで頭からブロックにいく。日本で言えばゴン中山みたいな、思わず両手で目をふさいでしまうようなプレーをするのだ。この姿勢があってこそチームメイトが彼についてくるのだろう。

 

 

アーセナルとのリーグ戦決勝、テリーは足首を負傷していたが強行出場した。そしてコーナーキックからの混戦の中、頭でクリアしにいったテリーの顔面に相手の足が直撃、病院に緊急搬送されるということがあった。しかし、キャプテンのこの姿勢に動かされたチェルシーは、その後逆転し優勝を飾っている。

 

私がサッカー少年だった時代、これと同じような出来ごとがあった。全国大会で数段格上の相手と対戦したときのことだ。キックオフから攻め込まれっぱなしだったが、なんとかゴールを守っていた。だが決定的なチャンスを作られ、がら空きのゴールにシュートを打ち込まれた。するとセンターバックがゴール前にダイブし、腹でボールをはじき返した。しかし、跳ね返したボールも相手の前に飛んでいき、もう一発打ち込まれる。するとまたセンターバックが飛び、次は尻でボールをはじき返し難を逃れた。一発目のシュートがみぞおちに直撃しており、彼は倒れたままうめきのたうち回っていた。普通なら絶対に動けるはずのない、ボクサーなら完璧にボディーを決められた状態でもう1度飛んだセンターバックの姿に、武者ぶるいを覚えた私のチームは、その後奇跡的な逆転を起こし勝利した。

 

 

レジェンド、ジョン・テリーに対しては様々な意見があるが、両足を使え、DFとしては常識外れな得点数、そして体を盾にゴールを守るそのプレーを批判できる者は誰もいないだろう。彼がチームに与える影響は絶大なはずだ。

 

写真=サッカーキング

 

 

彼の加入により、2部のアストン・ヴィラがどのような成長を遂げるのか、非常に楽しみなところだ。