トレードのビギナーズラック現象と100万体のゾンビ

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トレードやったことある人なら絶対
一度は体験するか、聞く話というのがあります。

それは何かというと

「とりえあえずトレードのこととかよくわからんけど
てきとーにやったら勝ってまった!

よし、今夜は生ビールと焼肉だ!」

ってやつです(笑

ビギナーズラックと呼ばれたりしますよね。

もちろんこの話には続きがあって、

大体の場合、
「おーおれ(私)天才かも!?」って勘違いし
一気に大負けして元本割れするパターンを辿ります。

じゃそもそもなんでこんなことになるのでしょうか?

それは簡単な話で、
秘密は「潜在意識」にあります。

トレードの経験や知識がないというのは、
潜在意識の中の「トレードの部屋」がまだ空っぽで
そこには何も入ってない状態です。

だから、最初は迷いなくエントリーできてしまいます。

迷いがないので、そのわずかなタイミングのズレの
おかげで絶妙なポイントで入れたりして、サクッと勝てて
しまうことはけっこうあります。

逆に、悪い癖ができたり、やればやるほど失敗して
迷いや躊躇を感じ、潜在意識が「自分はできない」
と思い込んでいくと、

エントリーや損切りのタイミングが「負ける」方へ
微妙にズレていって、何もしても裏目にでるパターンに
はまったりするのです。

自分(顕在意識)ではそんなつもりまったくないのに、
潜在意識がわざと負けるような方向へ誘導するんですね。

で、実はボクもトレード始めた当初は勝ちまくって
「おーおれ天才かも!」と勘違いした一人です(笑

ただ、順調にいっていればいいのですが、
たった一度でもでかめのロスカットなどをしてしまうと、

心に傷を負います。

「あっ・・・ やっぱりおれダメかも・・・」

その瞬間、さらなる傷から自分の身を守るために

まっさらだった潜在意識の中のトレード部屋に

「自分はトレードが苦手」というプログラムが
書き込まれてしまいます。
(それ以上傷を負わないために)

そして、途端に勝てなくなってしまうのです。

これはスポーツ選手にもよくあることで、
例えばデビューから負けなしの選手って勢いがあって
かなり強いのですが、

一度でも負けてしまうと

「あれ?もしかしたらこれまでの勝ちってたまたま
 だったんじゃ?」と疑心暗鬼になり

潜在意識にも、「自分は弱い」というプログラムが
刷り込まれてしまうのです。

仮に健在意識でどれだけ「おれは強いんだ!」と
思い込もうとしても、

潜在意識は強力なので、全く歯が立ちません。

どれくらい強力かというと、
ゾンビ映画に例えたとすると、人間の主人公(一人)
がゾンビ化してしまった街から脱出しようとするのですが

その街は進撃の巨人みたいに壁に囲まれています。

壁によじ登る主人公は何とか壁の淵まで登り、
手をかけるところまでいくのですが、

ふと下を見ると、なんと100万体以上のゾンビが主人公の
足をこぞって掴もうとしてるではありませんか!

・・・と、要するに1人(顕在意識) VS 100万(潜在意識)
くらいの戦力の差があるわけです(笑

ということは、一度潜在意識がそっぽを向いて
しまったら、どれだけ顕在意識で思い込もうとしても
上手くいかなくなってしまうわけです。

しかも、潜在意識が反発してることは、顕在意識では
なかなかわかりません。

例えばよくあるパターンとして、

ビギナーズラックのボーナス期間も終わり、
調子にのって大損したものの、そこから地道にコツコツ
とトレードを頑張り、

なんとか損失を取り返すところまできたものの、

「あともう少し!」というところで、なぜか急に昔の
悪い癖や習慣が出てきて、本来ロスカットしなきゃいけない
ところでしなかったり、

これまでだったらエントリーしない場面でしちゃったりして

いわゆる「自爆行為」をするようになります。

これは自分の潜在意識が成功することに対してブレーキ
をかけているために起こる現象です。

(ブレーキの正しい外し方もあるのですが、
 尺の都合で今回ははしょります)

潜在意識の反発がトレードだけで起こるのならまだ
いいのですが、これが「人生」という領域に入ってくると
かなり厄介です。
(両者は根っこで繋がっているので本質的には同じ問題ですが)

せっかく人生で変わるタイミングが来ていても、
潜在意識が反発していると、

自分からその良い流れを手放したりしてしまうのです。

ではどうすればいいのかというと、
まあ答えはけっこうシンプルで、

基本的には、「怖い」と思ったほうを選択することです。

「怖い」というのは、裏返せば「変わりたい」という
自分の潜在意識のさらに奥から発せられているメッセージだからです。

でも、潜在意識は変化を嫌い、安定を求めるので、
自分でも気付かぬうちに、「恐怖」や「不安」という感情を
顕在意識に上げて、変わることを阻止しようとします。

だから、それに惑わされないようにするためには、
「怖い」と思ったほうを選ぶのが手っ取り早いわけです。

もう一つは、普段から自分の潜在意識を「味方」にしておくことです。

潜在意識を味方にするというのは、

例えばトレードなら、
「自分はトレードが得意だ」と自然に思えている
状態を作ることです。

しかも、この状態というのは面白いことに
原因と結果が逆で、

つまり、
「トレードですでに勝てている」という原因があるから
「自分はトレードが得意だ」という結果が来るわけではなくて

最初の段階で「自分は得意だ!」と思えるかどうか
が鍵を握ります。

そして上達する人としない人の決定的な違いは、
「自分は得意だ!」と潜在意識が思っているかどうかで決まります。

それを人生という領域に拡張すると、
「自分の人生は良い方向へ行く気がする」と
自然に思えているからこそ

ここぞというタイミングでチャンスが掴め、
人生が急激に良い方向へ動き出すのです。

あ、潜在意識を味方につける方法は長くなるので、
またどこかで解説しますねー

とりあえず、「怖いほうを選ぶ」を普段から心がておけば
いいかなと思います。

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