東京五輪 開催は大丈夫? | 信頼の188BET 公式ブログ

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画像=東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

 

先日、選手村の交流施設の建設に使用する木材の無償提供を呼びかけた東京五輪。

やはり以前から懸念されているコスト面の問題が大きいのだろうか?実際、当初予定されていた総費用の約6倍、2兆円にまでコストが膨らんでいる状態である。

 

最初からドタバタスタートを切っている東京五輪計画、今までの流れをおさらいしてみよう。

 

 

 

 

【五輪エンブレム問題】

一旦はアートディレクターの佐野研二郎氏がデザインしたものが採用されたが、盗作疑惑が浮上。ベルギーの劇場のロゴデザインに酷似しており、結局は佐野氏が自ら取り下げを申し出ることとなった。

 

 


 

【新国立時競技場問題】

 

 

 

出典=日本スポーツ復興センター 大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JV作成

 

出典=日本スポーツ復興センター ザハ・ハディド デザイン

 

 

2015年7月半ばに発表された、パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場計画が白紙化。

 

1964年の東京五輪のために設立された競技場は老朽化、収容人数の問題で新設されることに。

当初予算は約1,625億円とされ、この時点でも高すぎるとの声が挙がっていた。

しかし、さらに円安の影響で資材が高騰、追加で90億円以上が必要となり、結果見直されることに。

このため、世界的有名建築家のザハ・ハディド氏による設計案は白紙となった。

 

さらに、新たに採用された設計案では聖火台の設置を忘れており、またもや問題へと発展した。

また、水泳、ボートなどの施設も新設されることになっているが、着工が大幅に遅れており、完成が間に合うかといった懸念もある。

 

出典=日本スポーツ復興委員会

 

 

他にも、相当数の観光客の来日に備えた交通機関の整備、宿泊施設の確保など、問題は山積みだ。

 

このように、一転二転しながら、世界中から不安視されながらここまで来たのが東京五輪である。IOCからは他国開催も検討すると言われるほど不安定な状況なのだ。

 

 

しかし、経済効果の面ではやはり大きい。

今年3月の東京都の発表によると、経済効果は開催が決まった2013年から大会後10年の18年間で約32兆3千億円になると予想されている。また、雇用増加数は約194万人と言われている。

 

だが、開催後の衰退も大きな問題となっているのがオリンピックでもある。最近のオリンピック開催国となった8都市のうち、景気が落ち込んでいないのはアトランタとロンドンだけだと言われているほどだ。会場を設立してもその後の維持費がどうなるかという点も問題だ。

 

 

 

五輪開催をすることで国が活気づくのは間違いないだろうが、大きな問題なく開催できればの話である。現代の問題で言うと、テロ対策も気を抜けない。

これまで、スポーツイベントは多々テロの標的になっており、オリンピックとなるとテロ組織も狙ってくる可能性は非常に高い。

 

とにかく、無事に整備が整い、世界に誇れる五輪が開催されることを願いたい。