前場の日経平均は反落。NY株や為替に変化は乏しかったものの、アマゾンの決算悪や稲田防衛相の辞任報道などを重しに寄り付き早々に下げ幅を100円超まで広げると、現在も20,000円水準で弱含む流れに。

東証主力株はNY原油高を好感したエネルギー関連が買われたものの、8035 東京エレク、3436 SUMCO、6770 アルプス電気など半導体セクターが指数を押し下げる構図。中小型株は 6194 アトラエ、9318 アジア開発キャピタル、7241 フタバ産業、7873 アーク、8101 クレオス、8595 ジャフコなどが買われる一方、主役クラスには連鎖的に現金化売りが拡散中。

□ 午後の展望 : 指数持ち合い、個別需給は軟調

日経平均は週末要因やドル円の軟勢を重しとしつつも良好な内外景況感が下支えとなる持ち合い継続が本線。想定レンジは19,900〜20,050円。個別需給に関しては材料や株価への過剰反応が顕著となっていますので、引き続き連鎖安に警戒したいところ。

■ 午後の展望 : 脇を締めながら押し目買い!

東証主力の一角や中小型主役クラスに垣間見られる現金化売りに関しては一過性のものとみていますので押し目買いの基本スタンスはそのままに、手仕舞い条件の徹底による不測の事態への備えも並行。

では 午後もよろしくお願いします。