おはようございます。

昨日のNY市場は5日続伸にて連日で最高値を更新。ADP雇用報告における民案部門の雇用増(前月比+17.8万人)はコンセンサス(+18.5万人)を下回ったものの、アップルの好決算や直近の騰勢を追い風に寄り付き早々に節目の22,000ドルを突破。引けにかけても、利確売りが膨らむことはなく高値圏での持ち合いに移行。ナスダックは半導体関連が売られて小幅に反落。

big (18)
NYダウ 22,016ドル +52、ナスダック 6,362 −0 
米10年債 2.271% +0.020、NY原油 49.59 +0.43
為替 110.37円/ドル、日経先物(夜間)20,020円 +40

□ 本日の展望 : 20,000円台での持ち合い
NY続伸は昨日中に織り込んでいたため、模様眺めのスタート後、引けにかけては明日の第二次決算発表ピークや米雇用統計を前にした膠着感の強い流れが本線。想定レンジは19,950〜20,150円。

大枠が見えてきた上げ改造内閣に対するご祝儀買い or 失望売りなど先物主導の乱高下も軽めに警戒。

★ 本日の戦略 : 指数高を客観視したポジション整理!
日経平均先物こそ騰勢を維持しているものの、市場マインドの懐疑心を背景に中小型株を中心に個別全般では潜在的な売り圧力の高い ≒ 打たれ弱い需給環境となっています。よって、ストレス玉やテクニカル悪化銘柄については「日経の堅調さに迷うことなくポジション整理を優先」で臨みたいところ。

ポジション整理にメドが立っている方は、好テクニカル銘柄の押し目買いに注力。

※ 本日も決算絡みやリバウンド狙いの“歪な需給環境”が想定されるものの、売買難易度の高さに加えて米雇用統計後の物色トレンドがガラリと変わる可能性を踏まえ、不用意な新規買いはご用心。

積極派の方は、直近のウォッチ銘柄も参照ください。

【ウォッチ銘柄】
△ 4528 小野薬品
がん免疫薬「オプジーボ」について、9月末にも胃がん患者向け治療薬としての追加承認を取得し、2018年3月期で60億の増収が見込まれるとの報道。

『 周囲の混乱に先手を打つ! 』

では 本日もよろしくお願いします。