前場の日経平均は、北朝鮮リスクを建て前とした前日の先物での仕掛け売りの反動で買い優勢でスタート。一時19,829円(+91)まで上昇した後は、昨日終値水準まで軟化。東証主力株は高安マチマチながら、前日の軟調さを踏まえれば戻りの鈍い展開に。中小型株は 7715 長野計器、4911 資生堂、6208 石川製作所、6619 ダブルスコープ、6728 アルバック、5184 ニチリンなど東証1部銘柄に資金が流入。新興主役クラスは総じて冴えず。

□ 午後の展望 : 弱含み

昨日の急落に対するリバウンドは一巡した感があるため、北朝鮮リスクへの警戒感や連休前のポジション整理が優勢な弱含みの推移が本線。ドル円が再度109.80水準まで下落する際には、先物での仕掛け売り → 19,600円割れもリスクシナリオとして念頭に。

■ 午後の戦略 : 素直に連休中の米朝リスクを警戒!
連休中の欧米市場には需給トレンドを左右しうるイベントは予定されていませんが、米朝関係は悪化はしても良化は望み薄なため、「3割+アルファの余力確保」を優先してください。

★ 4849 エン・ジャパン

本日の急騰にて空売りを誘えれば更なる高みも期待されますが、過熱感も明白なだけに(昨日の急騰後の押しを条件次第で買い向かった ☆ 4109 ステラケミファとは異なり)利確を進めていきたいところ。

【ウォッチ銘柄】

△ 4681 リゾートトラスト
会員サークルでは8/3から、メルマガでは2週連続で触れた「野村証券によるポスト・アベノミクス関連」として、NTT都市開発(8933)とともにご紹介。直近はじり安傾向が続いていましたが、昨日の決算をきっかけに前日比+11%の大幅高に!こちらも大半を利確優先で臨みながらストレス玉のロスカットを相殺していってください。

では 午後もよろしくお願いします。