おはようございます。

昨日のNY市場は小幅に4日続伸。コンセンサスを上回ったユーロ圏4−6月期GDPや小売り大手ターゲットの好決算を追い風に22,085ドル(+87)まで上昇したものの、白人至上主義を批判されたトランプ米大統領による「助言組織の解散」が嫌気されて上げ幅を縮小。午後に発表されたFOMC議事録も低金利の長期化思惑を高め、債券買い(金利低下)、株式売りを誘発。

ドル円は米長期債利回りの低下を受けて110円台前半まで軟化。テクニカルは20日線に上値抵抗感を示しているものの、1か月強の調整、MACD陽転などを踏まえれば、「1,2度20日線に跳ね返されてからのトレンド陽転」が本命視されます。

big (13)

NYダウ 22,024ドル +25、ナスダック 6,345 +12 
米10年債 2.225% −0.040、NY原油 46.78 −0.77
為替 110.18円/ドル、日経先物(夜間) 19,720円 −10

□ 本日の展望 : 弱持ち合い
米政情不安やドル円のリバウンド一服気配、外資勢の夏季休暇による薄商いなどを背景とする動意の乏しい流れがメイン。想定レンジは19,600円前後〜19,700円台後半。

★ 本日の戦略 : 下ブレ対策の後、攻撃の段取りへ!
下ブレ不安を残すテクニカル、
9月FOMCから逆算した欧米金融資本による乱高下演出リスクなどを踏まえて、「3割+買い増し分の余力維持、手仕舞い条件の徹底」による下ブレケアを優先。

その上で、攻撃可能枠については「一定以上の商いのある好トレンド銘柄」を中心に押し目買いを継続していきたいところ。※ 買い下がりを困難にする持ち株数の増やしすぎ、上値が重い中での飛び乗り買いはNG。

★☆Sラボ3銘柄
も昨夕の戦略を踏襲。余力と広めの買いレンジで下ブレをケアしつつ、上記ドル円のトレンド陽転も視野に入れた、メガテーマ、短期資金流入期待を念頭に目先の押しを丹念に!

【ウォッチ銘柄、気になるニュース】
△ 9726 KNT、3088 マツモトキヨシ etc
7月訪日外国人客数は前年同月比+17%の268万人となり、単月ベースで過去最高を記録。

△ 6752 パナソニック、6925 ウシオ電機
経産省は医療用レーザーを照射してがんを治療する「光線力学的治療機器」について、日本が主導する規格が国際基準として承認されたと発表。業績への即効性は低いためネタとして注目。穴狙いなら67●●をケア。

・ 目先のマーケットの最大の関心事である米ジャクソンホールでの経済シンポジウム(8/24〜26)において、ドラギECB総裁はテーパリングに関する踏み込んだ発言を見送る方針との報道。火曜日に「ジャクソンホールでのFRBサイドからの目立った発言はない」とお伝えした経緯も踏まえれば、当シンポジウムが短期的な乱高下要因と化すケースには注意しつつも、〜(略)〜に対する警戒レベルは落としておくのが得策。

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『 信念は拡散せずに凝縮する! 』

では 本日もよろしくお願いします。