iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド(旧ファンド名:i-mizuho米国株式インデックス)は、アメリカを代表する株式指数「S&P500指数」に連動する動きを目指しているインデックスファンドのことです。
またS&P500指数に投資することができる、数少ないファンドであることが特徴です。
2018年2月3日付で、ファンド名称が「iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド」に変更されています。
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドの詳細
ベンチマーク | S&P500指数(円換算ベース) |
---|---|
購入手数料 | 無料 |
最低積立金額 | 100円~ |
信託報酬 | 年0.375%(税別) |
純資産総額 | 19.34億円 |
設定日 | 2013年9月3日 |
決算日 | 年1回(5/2) |
信託財産留保額 | 無料 |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | なし |
資産構成 | iShares Core S&P 500 ETF:98.6% キャッシュなど:1.4% |
運用会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 |
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドの特徴
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドの最大の特徴としては、「S&P500指数(円換算ベース)」に連動する数少ないインデックスファンドであることになります。
本ファンドは、「iシェアーズ・コアS&P500ETF」という、世界でも活発に取引が行われている海外ETFに投資を行っております。
「iシェアーズ・コアS&P500ETF」は、信託報酬0.04%と非常に低いコストのETFであることも特徴です。
iシェアーズ・コアS&P500ETFは国内でも取引が行えますが、海外ETFですので課税が二重に行われたり、分配金を自動で再投資できないことが難点になります。
その点、本ファンドを積立購入すれば、自動で買付を行って分配金の再投資も行ってくれます。
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドに投資を行うと、NASDAQに上場している代表的な約500銘柄に、分散して投資が行えることになります。
アップルなど世界を代表する米国企業に、積立なら100円から投資が行えることも、本ファンドを利用するメリットになるでしょう。
組入業種
組入銘柄
アップルを筆頭に、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど、誰でも一度は聞いたことがある有名企業に多く投資を行っております。
また上位10銘柄でも全体の約19%の比率と、分散が効いていることも特徴と言えます。
運用成績は?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1カ月 | -3.85% | -4.04% |
3か月 | 0.38% | 0.14% |
6か月 | 8.99% | 8.58% |
1年 | 11.41% | 10.47% |
3年 | 20.83% | 17.04% |
設定来 | 87.11% | 83.08% |
※2018年2月28日基準
ファンドの成績がベンチマークを常時上回っておりますが、これはファンドのリターンが配当込みの数値であるためです。
そのため、長期になればなるほど、ベンチマークとの乖離率が大きくなっております。
分配金は?
設定来、一度も分配は行われておりません。
そのため効率の良い運用が行われております。
実質コストは?
決算年度 (対象期間) |
実質コスト |
---|---|
2017年 (2016/5/3~2017/5/2) |
0.587% |
2016年 (2015/5/8~2016/5/2) |
0.565% |
競合ファンドとの比較・他のおすすめファンドは?
2017年8月31日にて、同じS&P500に投資を行っているiFree S&P500 インデックス(信託報酬:年0.225%)が登場しています。
またベンチマークが異なりますが、楽天・全米株式インデックス・ファンド(年0.15%)や楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(年0.20%)といった低コスト米国株式インデックスファンド設定されています。
実質的なコストを確認する必要もありますが、本ファンドと比べて半分以上のコストで運用できることから、乗り換えも検討すべきだと思います。
個人投資家の評判は?
今日はみずほ銀行へ行って行員さんが一点驚かれた事がありました。みずほマイレージ特典目的で保有していたiシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドがほぼ2倍になっていた事です。良い時期に買いましたねって言われましたが自分としてはひたすらバイ&ホールドしていたからだと思った。
— takachan🐣寝る子の資産は良く育つ (@takachan_egg) December 2, 2019
みずほ銀行で買ってた「iシェアーズ米国株式インデックス・ファンド」,大半を売却した.
そもそも他行宛振込手数料無料(月4回)の権利保有が目的で,定期預金から振り替えたのだが,ここはリスクを取るべき資産ではないので減らした.
米国株が上がり過ぎて怖くなったのが本音w— 縞縞猫 (@_StrCat_) 2018年8月31日
しばらく見ないうちにSMT米国配当貴族とi-シェアーズ米国株式の損益差が2%近く広がり、i-シェアーズがリード中。
配当貴族がんばえ?。
ちなみに1月の組み入れ比率トップは連続増配年数45年のABBVIEです。
— ジャムぞう (@jamzou0323) 2018年2月28日
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドの評価
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドですが、NYダウに投資しているファンドと比べて信託報酬が割高になっております。
ただ現在のところ、「S&P500指数(円換算ベース)」をベンチマークとしているインデックスファンドが少ないため、本ファンドも選択肢の一つとなるでしょう。
「S&P500に投資を行いたい」または「米国株式に広く分散投資を行いたい」という方には、最適なファンドとなりますので、ポートフォリオの一部に組み込む形で活用するのが良いでしょう。
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