業績好調で上方修正期待!大阪工機(3173)の立会外分売詳細と予想

2017年8月25日(金)~ 8月30日 (水)に立会外分売実施が予定されている、大阪工機の分売詳細情報です。

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大阪工機の立会外分売詳細

銘柄名大阪工機(3173)【東証一部】
発表日2017年8月17日(木)
分売予定日2017年8月25日(金)~ 8月30日 (水)
分売実施日2017年8月25日(金)
売買単位100株
申込上限1,500株(15枚)
信用区分信用
分売枚数3,420枚(342,000株)
発行株式数比率4.98%
分売総額約3.33億円(分売発表日終値ベース)
分売価格895円
割引率2.93%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

大阪工機の株式データと推移

発表日終値975円
発表日出来高183枚
分売前日終値922円
分売前日出来高593枚
予想PER14.73倍
実績PBR1.36倍
株主優待3月末
200株以上保有…2,000円相当の優待カタログ
予想配当利回り1.89%

大阪工機の業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)23,00020,90221,518
営業利益(百万円)704533773
当期利益(百万円)430361389
ROA(%)2.743.03
ROE(%)7.978.93
自己資本比率(%)34.834.1

大阪工機の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

2016年6月に東証二部から東証一部に昇格しています。

今回が初の分売実施です。

分売目的

適時開示は「分布状況の改善、流動性向上」となっており、既に一部に昇格していることと枚数が多いことから、流動性向上を含めた上位株主による売却案件と言えそうです。

流動性

板は薄く、発表前の出来高平均は200枚前後と、流動性はややもの足りない印象です。

株価・ボラリティ

ここ半年の株価推移は、700円を底値に1000円までの間で取引されています。
8月に行われた決算発表が好感されて、一時1,035円の年初来高値を付けています。

PER16.04倍、PBR1.49倍の株価水準は、同業他社と比較すれば少し割高ですが、一般的には市場平均レベルの水準と言えます。

板が厚くないので値が飛びやすく、ボラリティは高めの銘柄となります。

配当金・株主優待

配当は1株19円となっており、現在の配当利回りは1.89%

株主優待は200株以上保有で、2,000円相当の特産品が選べる優待カタログがもらえます。

配当と合わせた総合利回りは、2.88%前後となっています。

業績

今期予想は売上高+10%、利益+30%以上増収増益見込みで、前期の減収減益から一転して業績は回復予想となっています。
1Q時点の進ちょく率が29%と順調で、業績のさらなる上方修正が期待されます。

成長性は評価できるものの財務指標面ではあまり良くなく、長期保有はややリスクありか。

総合評価(分売発表時点)

評価
C(5)

業績好調で株価も買いやすい価格であることから、買い需要は入りやすい環境となっていますが、分売枚数が少なくはないことと、板が薄く流動性にやや不安があることから、当日はそれほど大きなリターンは得られないかもしれません。

私は無理して参加しませんが、株価がこれ以上上がりすぎず、割引率が良ければ参加の検討をしようかと思います。

総合評価(分売前日時点)

評価
C(5)

本日の株価は前日比-5%と大きく値を下げて、発表日終値から比べると、ややお買い得感のある分売プライスとなりました。

出来高こそ増えておりますが、依然板は薄くて物足りませんので、始値は同値付近となりそうでしょうか。
かなり値を下げておりますので、そこから大きく下落することはないとは思いますが、枚数が多いですので上値が重い展開となりそうです。

最終的には明日朝に決めるつもりですが、無理して参加する案件でもないので、恐らく見送るかと思います。

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