【8/30~9/6実施予定】ソルクシーズ(4284)の立会外分売詳細と予想

2017年8月30日(水)~ 9月6日 (水)に立会外分売実施が予定されている、ソルクシーズの分売詳細情報です。

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ソルクシーズの立会外分売詳細

銘柄名ソルクシーズ(4284)【東証一部】
発表日2017年8月17日(木)
分売予定日2017年8月30日(水)~ 9月6日 (水)
分売実施日2017年8月30日(水)
売買単位100株
申込上限5,000株
信用区分信用
分売枚数6,700枚(670,000株)
発行株式数比率5.00%
分売総額約5.96億円(分売発表日終値ベース)
分売価格845円
割引率3.1%
分売目的流動性向上

ソルクシーズの株式データと推移

発表日終値889円
発表日出来高691枚
分売前日終値872円
分売前日出来高728枚
予想PER21.04倍
実績PBR2.36倍
株主優待6月末と12月末
200株以上保有…国内産のコシヒカリ2キロ
1,000株以上保有…国内産のコシヒカリ5キロ
10,000株以上保有…国内産のコシヒカリ10キロ
予想配当利回り0.57%

ソルクシーズの業績データ

2017年12月(予想)2016年12月2015年12月
売上高(百万円)13,40013,28811,315
営業利益(百万円)700613593
当期利益(百万円)500363300
ROA(%)3.953.59
ROE(%)8.998.61
自己資本比率(%)43.944.0

ソルクシーズの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

2016年6月に東証二部から東証一部に昇格。

2012年6月25日以来の立会外分売実施となります。

前回の結果は、始値+0.0%、終値-1.4%のマイナスリターンで終えています。

分売目的

適時開示には「流動性向上を図るため」とありますが、流動性はそれほど低くなく必要性があまりないことから、上位株主による売却案件だと思われます。

流動性

板はまずまず厚く、発表前の出来高平均は700枚前後と、流動性は高いです。

株価・ボラリティ

株価は今年5月末に急騰し、一時1,000円の大台に乗せています。
現在は800円から900円前後のレンジで取引されています。

PER21.36倍、PBR2.40倍の株価は、同業他社と比較して平均的な水準と言えます。

前述したとおりここ最近はレンジでの値動きとなっているので、ボラリティとしてはあまり高くありません。

配当金・株主優待

配当は1株5円で、配当利回りは0.56%となっています。
「業績に応じた配当方針」を掲げており、好調な業績が維持できれば増配の期待ができるでしょう。

株主優待は200株以上保有で、コシヒカリ2kgがもらえます。
ただ次の権利日まで期間が空きますので、今回の分売に関して影響はなさそうです。

業績

今期予想は売上こそ+0.8%増の横ばいですが、営業利益+14%、経常利益+40%増収増益見込みで、2Q時点の進ちょく率も順調に推移しています。
売上高は5期連続増収で過去最高を記録、当期純利益も500百万円と過去最高を更新する予想となっています。

成長性は評価できますが、その他の指標には特に魅力を感じません。

総合評価(分売発表時点)

評価
D(4)

とにかく分売枚数が多く、発行株式数比率5%(6,700枚)もの枚数を吸収できるか不安視されます。

株価も割安水準ではなく買い材料に乏しいので、展開によっては分売価格を下回ることも予想されるでしょう。

単価は高くないので割れても大きな痛手とはならなさそうです。
が、リスク承知で参加するとしても、よほど割引率が良くて、株価も実施日までに大きく下押ししている場合のみとなりそうです。

総合評価(分売前日時点)

評価
D(4)

発表日終値から値を下げて、割引率も3%となったのは評価できます。

ただやはり枚数が多く、流動性こそ少し高くなったもののまだ物足りない水準ですので、始値は分売価格前後か、割れる可能性があるでしょう。

もし利益が出たとしても若干だと考えられ、地政学リスクもありますので、無理して参戦する必要はない案件だと思います。

私も明日の分売はパスする予定です。

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