セントウルステークスのデータ展望です。

本日は、前回挙げたような好走傾向ではないものの、"各年齢別"のデータから気になっているある組について取り上げたいと思います。

※データは過去10年分です。

セントウルステークス 2017 データ:各年齢データから気になる傾向

3歳
3-1-1-14】(連対率21.1%、複勝率26.3%)

4歳
3-2-2-21】(連対率17.9%、複勝率25.0%)

5歳
4-5-3-30】(連対率21.4%、複勝率28.6%)

6歳
0-1-4-34】(連対率2.6%、複勝率12.8%)

7歳以上
0-1-0-21】(連対率、複勝率ともに4.5%)

上記は、過去10年の各年齢別データ。

勝利馬は3歳~5歳が分け合う形で、全体としても3~5歳馬が中心という傾向となっています。


この全体成績から気になっているのが、7歳以上の組です。

上のデータの通り、好走馬はわずか1頭。普通に考えれば避けたい組ではあるんですが、今年に限っては少し注意したいと考えています。



この7歳以上の組に注意したいと考えている理由は3つ。
①日本馬からは好走馬が出てきていない
0-1-0-21】、唯一の好走馬は2010年のグリーンバーディー。当日は2番人気に支持された海外馬となります。日本馬に限れば、全く好走馬が出てきていない流れとなりますので、この傾向が続いていく可能性もあるとは思いつつも、反対に崩れる可能性も十分秘めているのではないでしょうか。


②今年は7歳以上の出走が多い
7歳以上の該当馬は…
スノードラゴン
ダンスディレクター
プレイズエターナル
ラインミーティア
ラヴァーズポイント
ワキノブレイブ

の6頭

これは過去10年の中で最多の出走となります。また今年は14頭立てと若干少ないため、全体として高齢馬が占める割合は高め。


③近年、6歳馬がまずまず好走している流れがある
■2016
3着(9番人気):ラヴァーズポイント

■2015
3着(5番人気):バーバラ

■2014
4着(11番人気):スギノエンデバー

■2013
3着(3番人気):ドリームバレンチノ

上記は、近年6歳馬で上位争いをした該当馬たちとなります。

6歳馬は7歳馬と同様、傾向としては良くない組なんですが、ここ数年は6歳馬からの好走馬、上位に健闘した馬が続いています。
この流れが続くという見方もできるんですが、ここ2年は連続で好走馬が出てきていますので、3年連続で好走馬が出てくるよりかは、途切れる可能性の方が高いのではないかとみています。



安直な考えかもしれないですが、以上3点が重なる年というところで、今年限定で7歳以上の馬たちに注意してみたいと考えています。
前回の展望でも挙げたように、当日人気馬が良い傾向に該当する可能性も高そうなので、堅い決着になる可能性も想定しつつ、穴馬を選ぶなら7歳からと現時点では注目しています。



最後に、7歳以上の中で最も気になっている1頭を挙げたいと思います。
D人気ブログランキング
(※ラヴァーズポイントでした)
です。

近走はスピードについていけなくなったのか、良い位置取りで競馬ができていませんが、脚質的には開幕週の馬場は合いそうなので、枠次第では狙ってみたい穴馬候補の1頭とみています。


応援の方、よろしくお願い致します。