おはようございます。

昨日のNY市場は小幅に5日続伸。利益確定売りや北朝鮮のミサイル発射兆候が上値の重しとなった一方、ボーイングや石油関連株の上昇のほか、先週の「債務上限の期限先送り」をきっかけとするトランプ大統領の政策運営能力に対する見直し・税制改革への期待が下支えに。ナスダック・SP500は4日ぶりに反落。

ドル円は、堅調な米8月消費者物価(前年比+1.9%、予想+1.8%)がFRBの利上げ思惑を高めて一時111.03まで上昇。しかし、引けにかけては米長期金利とともに軟勢を強め、NY引け後に111.05まで急反落。

NYダウ 22,203ドル +45、ナスダック 6,429 −31

米10年債 2.184% −0.010、NY原油 49.89 +0.59
為替 110.38円/ドル、日経先物(夜間)19,740円 +50

big (23)

□ 本日展望 : ポジション整理優勢
週初からの大幅高に対する利益確定、週末のポジション整理、北朝鮮のミサイル発射リスクを警戒する売り優勢の展開が本線。
想定レンジは19,650〜19,900円。ドル円が再び110円を割り込む場合には先物主導で19,600円水準まで売り込まれるシーンもリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 連休&FOMC前の余力維持 → 押し目買い!
8月の需給悪化局面を「北朝鮮リスクを建て前としたFOMC前の需給整理」とお伝えしましたが、結果として日経平均、ドル円ともに概ね8月前半の水準まで反発しています。

来週のFOMCに関しては利上げ見送りも含め、想定される結果と市場の反応は多岐に渡るものの、8月中に調整をこなした経緯に加えて、9/24ドイツ総選挙でのメルケル陣営優位、〜(略)〜などを踏まえれば、9月下旬から10月前半にかけては「持ち合い or 上値模索」が本命視されます。

また、北朝鮮問題については、ミサイルの移動と威嚇発射(実験)まではマーケットに免疫ができており、原油禁輸による北朝鮮経済の崩壊リスクの高まりを踏まえれば〜(略)〜。

よって、
平時の連休シフトと北朝鮮リスクへのケアを兼ねた3割+買い増し分の余力確保」を優先しながら、キャッチーなテーマを持つ好テクニカル銘柄をポジションの中核とする押し目買いスタンスを継続していってください。
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【ウォッチ銘柄】

△ 5218 オハラ、8927 明豊エンター
昨日好決算に触れた両銘柄ともにPTSでは大幅高。連休前のために東証主力株に短期資金が回りにくい事からワンチャンス以上のものはあるとみていますが、「今日はホルダーさんの売り場」として対応していただくのがおススメ。

□ 後記 : 北朝鮮のミサイル発射に際してはこちらやツイッターでコメントしていく予定です。

『 幻想を軽視し、事実に備える! 』


では 本日もよろしくお願いします。