ビットコインETFと言えば、2013年より認可申請を行っているウィンクルボス兄弟のが有名であるが今年3月彼らの申請は米証券取引委員会(SEC)により不正取引へのリスク、ビットコイン市場における規制が整っていないことから否決された。

先月、先物ベースのビットコインETFの申請がVanEck Vectors Bitcoin Strategy ETFによって行われたが、米国証券取引委員会(SEC)はゴールドファンド運用会社VanEckのBitcoin ETF登録声明を審査せず申請の撤回を要請した。

これまでビットコインETFが否決されてきたが、先物ベースのデリバティブ商品であれば申請が通るかもしれないという淡い期待は打ち砕かれた。

申請撤回の要請には、ファンドが主に投資する意向のある商品がまだ存在しない場合、ファンドの登録声明を審査しないことが委員会の方針であるとの見解を表明している。

今のところ米国でビットコインデリバティブ商品は市場に出回っていない。しかし、デリバティブ取引プラットフォームおよび決済機関LedgerXは、7月に米国商品先物取引委員会(CFTC)によって承認が行われ。同社は今年「物理的に安定した」ビットコインデリバティブ商品を発売する予定である。

さらに、米国最大のオプション取引所であるChicago Board Options Exchange (CBOE)は年内または、2018年に現金決済ビットコイン先物商品の申請を行う予定だ。

この数ヶ月でVanEck Vectors Bitcoin Strategy ETF以外にRex Bitcoin Strategy ETF、Rex Short Bitcoin Strategy ETF、Proshares Bitcoin ETF、Proshares Short Bitcoin ETFの多くの既存ファンドマネージャーにより申請が行われたが、全て同様の結果となっている。

参考元
news.bitcoin.com
coindesk.com 

参考URL:http://cryptocurrencymagazine.com/sec-pushes-back-bitcoin-derivatives-etfs 

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