秋華賞の予想です。
現在、関西は雨が降り続いていますので、馬場が読みづらく難しいところはあるんですが、今年はデータとして、もともとから狙いをつけていたものがありますので、そのデータを中心に、枠順やトライアルが終わった時点で気になった穴馬たちを絡めつつ勝負したいと思います。
まずはその注目しているデータから挙げていきたいと思います。データは過去10年分です。
現在、関西は雨が降り続いていますので、馬場が読みづらく難しいところはあるんですが、今年はデータとして、もともとから狙いをつけていたものがありますので、そのデータを中心に、枠順やトライアルが終わった時点で気になった穴馬たちを絡めつつ勝負したいと思います。
まずはその注目しているデータから挙げていきたいと思います。データは過去10年分です。
注目しているのは、この秋華賞までの路線別の傾向です。
前走ローズステークス←前々走オークス←3走前桜花賞
という、春のG1戦線から前哨戦まで、王道の路線を辿ってきた組となります。
この10年の全体成績としては【5-4-1-16】(連対率34.6%、複勝率38.5%)。この10年の勝利馬の半数、全体の好走馬の3分の1がこの路線からきているということになります。
2008年以降、毎年のように好走馬が出てきている組だったんですが(2007年は該当馬ゼロ)、昨年は2頭の該当馬がいる中で、最高は5着と傾向が途切れる結果となりました。毎年続いていた傾向が途切れると、その翌年以降に傾向戻りが期待できるのではないかという、いつもながらの狙いとなります。
そして、この近3走の王道路線組【5-4-1-16】から、さらに注目したいのが以下のデータです。
・前走4番人気以内
・前走3着以内
の2点。
この2点を満たした該当馬は→【2-3-1-0】(連対率83.3%、複勝率100.0%)の好走傾向。
前走のローズステークスである程度人気を集め、3着以内を確保できた該当馬は、この秋華賞で全馬好走している流れとなります。
前走の時点で人気になる=春の実績馬ということで、この組の好走馬6頭中5頭は当日2番人気以内と、人気馬寄りの傾向ではあるんですが、2010年のアニメイトバイオは、この秋華賞で当日6番人気ながら2着に好走。そこまで人気にならなかった馬も好走していますので、該当馬が1頭でもいれば狙い続けたいデータとなります。
この好走データの該当馬を中心に予想といきます。
秋華賞 2016 予想
ということで、軸馬はリスグラシュー。前走ローズステークス3番人気3着ということで、上記で挙げた好走データの唯一の該当馬となります。
オークス以外は全て3着以内の堅実な馬で、安定感と実績は言わずもがな。前走は明らかな叩き台の中3着と好走。道悪だった桜花賞でも2着に走れているよう、雨も苦にしないタイプなので、ここも堅実な走りを期待しています。
枠順と脚質面、コース形態から考えれば、スムーズな競馬ができなければ1着は難しいようにも思うんですが、先週スマートレイアーで好騎乗を見せた武豊騎手となりますので、鞍上としても注目しています。
対抗馬は、アエロリット。
ここもリスグラシュー同様、好走データの該当馬として注目したい1頭。
注目したのは、近2戦連勝している該当馬たちです。
近2走連勝している該当馬は【3-1-0-15】(連対率、複勝率ともに21.1%)で、全体成績としてはそこまで良くないんですが、好走馬4頭には当日2番人気以内という共通点がありました。
・近2戦連勝馬
・当日2番人気以内
の2点を満たした該当馬は→【3-1-0-1】(連対率、複勝率ともに80.0%)の好走傾向。
連勝してこの秋華賞に挑戦してきた該当馬は当日人気馬しか好走していないという流れとなっていました。また、好走馬4頭には前走2番人気以内という共通点があり、唯一着外だった2015年のタッチングスピーチは前走7番でしたので、上記の2点に、前走2番人気以内という要素を加えれば、連対率100.0%の好走データとなります。
当日2番人気以内という要素が、今後幅が出てくるようも思えるので、同様に連勝してきているディアドラやラビットランも気になるところではあるんですが、2頭ともに前走がメイチだったようにも映りましたので、臨戦過程からはアエロリットが少し上と考えました。
これまではソラを使うところがありましたが、前走のクイーンステークスではその部分を解消。強い内容で逃げ切り勝ちを収めましたので、収穫もあり、さらに力をつけてきたと思います。
父クロフネ産駒なので距離の不安はどうしても拭えないですが、2011年のホエールキャプチャも同産駒ながら3着に好走。戦績などからもカブるところがありますので、同様に上位争いに加わってくれるのではないかとみています。
スタートで出遅れがなければ、最内枠は絶好の枠。前走の走りからも少々流れても、バテない脚は持っていますので、ここも引き続き、強い走りを期待したいと思います。
続いて穴馬1頭目は、モズカッチャン。
1回目のデータ分析では、キャリア7戦以内の好走傾向について取り上げ、現時点(8:00時点)でのオッズからは好走傾向を満たしていないんですが(もう少し上がれば満たせそうなんですが)、枠順からはどうしても気になってきた1頭。
前走のローズステークスは残り200mくらいで脚が止まってしまいましたが、瞬発力勝負になったことや、休み明けの影響が大きかったとみています。立ち回りの上手さからは、阪神外回りコースから京都内回りコースに変わりますので、ここでの舞台変わりはプラス。再度内枠に入れたのも好材料となりそう。
前走は大幅な体重増がありましたので、どこまで絞れるか次第ですが、1週前にはビシっと稽古をつけていますので、当日馬体を絞ることができれば、前々走オークスで見せたような走りを期待できるとみています。
最後にもう1頭穴馬は、E人気ブログランキング(※ポールヴァンドルでした)。
先のモズカッチャンはデータ・傾向に逆らう形となりましたので、こちらは傾向通り、キャリア8戦以上の馬たちから選んでいきました。これといった好走データを持ち合わせてはいないんですが、臨戦過程からは非常に良い印象を持っている1頭となります。
ある程度賞金加算はされていたので前走は叩き台。レース内容としても、これまでの走りとは違う展開になりながらも上位争いに加われましたので、改めて能力の高さを示す結果だったとみています。
また、これまでの走りからも安定感十分。距離適正としても高いものを持っていますし、重馬場での連対経験もありますので、この人気であれば狙ってみたいと考えました。あとはこの枠なので、出遅れなく良いスタートを切ってもらいたいですね。
<秋華賞 2017 予想>
◎軸馬:リスグラシュー
◯対抗馬:アエロリット
▲穴馬1:モズカッチャン
△穴馬2:F人気ブログランキング(※ポールヴァンドルでした)
☆流し:3、5、6、8、9、10、12、13、15、18番以外
※推奨馬・馬券について
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