おはようございます。

昨日のNY市場は大幅反発。決算を好感されたキャタピラーと3Mの2銘柄でダウを135ドル押し上げた他、2.4%台まで上昇した10年債利回りや木曜のECB理事会における金融引き締め思惑を背景に金融株も買われて指数高を演出。米金利高 ≒ ドル円高を好感して日経先物は21,900円で取引を終了。

NYダウ 23,441ドル +167、ナスダック 6,598 +11
米10年債  2.420% +0.046、NY原油 52.47 +0.57
為替 113.89円/ドル、日経先物 21,900円 +90

big (6)

□ 本日の展望 : 22,000円トライ!
NY株高円安を追い風に買い先行でスタートした後、引けにかけては利益確定売りと売り方の買戻しが交錯する強含みの推移が本命視されます。想定レンジは21,750〜21,900円台後半。ドル円が直近高値114.09を上回るようなら先物主導の22,000トライも念頭に。

<< 主な決算発表 >>
2413 エムスリー、3688 VOYAGE、3938 LINE、5809 タツタ電線、6305 日立建機、6756 日立国際、6796 クラリオン、6807 航空電子、6857 アドバンテスト、6954 ファナック、8601 大和証G、日立ハイテク、4519 中外製薬 ※ 本日からは東京モーターショーが開催

★ 本日の戦略 : ‘天井形成’をケアしながら前進!
米長期債利回りの騰勢に順じた強気スタンスの継続が本線。ターゲットは、決算発表を間近に控える東証主力株よりも、一定以上の商いを有する好トレンド・好背景中小型株を中心視。

ただし、今週後半は北朝鮮情勢やECB理事会を建て前とした下押しリスクが警戒されますので、3割前後の余力維持、値幅目標の控えめ設定、手仕舞い条件の厳しめ設定、株数勝負などにより「全体需給の天井形成」にも備えたいところ。弱テクニカル銘柄やストレス化している銘柄は早めにポジションを縮小しておきたいところ。

☆★ Sラボ4銘柄は昨夕の戦略を踏襲。22,000円トライが視野に入る楽観ムードにて持ち銘柄数を増やすのは過度のリスクテイクと判断していますので、本日中の☆★新銘柄のご提案は見送ります。ご了承ください。
     (会員サークルより >>Sラボ参加案内


【ウォッチ銘柄】
△ 6418 金銭機械、1976 明星工業
昨夕触れた好決算中小型株からはこれらがしっかり。PTSで参加されている方はマイルドに寄るなら追撃、寄りから上振れるなら利確優先で。東証主力株では東邦亜鉛(5707)に注目。

△ 2326 デジタルアーツ、3857 ラック etc
総務省と国内のインターネット接続業者は、2018年度をメドにサイバー攻撃を一斉に遮断する仕組みを構築するとの報道。材料視されるなら短期回転狙いで。

△ 7211 三菱自動車

100億円超を投じて、中国での完成車工場の生産能力を現在の2倍に引き上げる方針との報道。

『 過度のギャンブルは非効率!』

では 本日もよろしくお願いします!