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アメリカ抜きの新しい「TPP11」が大筋合意!ドル円への影響を解説します

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最終更新日: 2017-11-11

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  • TPPからアメリカが離脱を表明

    今年2017年の1月にアメリカがTPP(環太平洋パートナーシップ協定)離脱を表明してから約10ヶ月が経ちました。

    そして本日11月11日(土)に日本の茂木敏充経済再生担当相ベトナムのアイン商工相が記者会見をし、「アメリカ抜きでのTPP新協定」と声明を発表しました(✻´ν`✻)

    写真の右が茂木敏充経済再生担当相

    写真の右が茂木敏充経済再生担当相

    本当は昨日10日に首脳会合が予定されていましたが、カナダが異論を唱えたため中止となっていました(´×ω×`)

    ここにきて日本が主導となって新しいTPPを推進していこうとするのは、期待が持てますね!

    今日は「TPPって何?」「為替に影響するの?」今さら聞けないことも含めて新しいTPP「TPP11」と為替・ドル円への影響を解説します。

    そもそもTPPって何?

    まずは元々のTPPとは何なのか?

    簡単に説明すると「太平洋側の国で関税を少なくする協定を結び、もっと自由に貿易をしよう」という協定ですね( ・`ω・´)キリッ

    貿易が豊かになれば国が潤いますから、お互いの国にとって良い結果をもたらすのが狙いでした。

    しかしあなたもご存知の通り、トランプ大統領は大統領選の時からTPP離脱を1つの公約としていましたね。

    なぜアメリカはTPPを離脱したのか?

    なぜアメリカはTPPを離脱したのか?

    お互いの国にとって利益となる協定をなぜトランプ政権は「NO」と言ったのでしょうか?いくつか理由がありました。

    1つ目は、他国よりも自国アメリカの雇用拡大を重視したからです。関税が低くなれば輸入品が安く国内で売られることになります。

    それは国産品に大ダメージを与えますよね。日本でも農業への影響が懸念されています。

    2つ目は、アメリカの所得格差の拡大です。これは税制改革の時にも書きましたが、格差は増すばかりです。雇用は徐々に改善されていますが、アメリカ国民の生活水準が向上しているとは、言い切れないです。

    この2つを理由に選挙戦でも「アメリカ国民のため!」と支持を得ることによって大統領に就任しました。逆にそうやって就任した大統領の座ですから、TPPから離脱しなければ大きな裏切りになってしまいます。

    就任後、いち早く表明したのはそのためですね( ・`ω・´)キリッ

    アメリカ無しのTPPに旨味はあるのか?

    そんなアメリカを除く11カ国で「新しいTPPを組もう」としたのが、今回の「TPP11」です。

    日本、ベトナム、カナダ、オーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、マレーシア、メキシコ、ペルー、チリ、ブルネイの11カ国ですね。

    日本政府が昨年発表したデータでは、TPPによって日本の農林水産業は「生産額が年間1,300億~2,100億円低下する」という試算が出ていました。

    アメリカがいたら14兆円の経済効果があった

    アメリカがいたら14兆円の経済効果があった

    一方でGDPは、貿易が拡大することで約14兆円もの効果が期待されるとも言われています(´×ω×`)

    もちろん農家などのダメージは大きいですが、雇用も約80万人分増加すると言われていました。

    しかしこれは「アメリカ有のTPP」試算です。もしアメリカが入っていれば、12カ国で世界の国内総生産の約4割を占めていた訳ですから…相当大きな経済圏だったんです。

    TPPが実現すれば円安ドル高になる

    アメリカ無しのTPPとはいえ、基本的にTPPは円安要因になります。

    なぜなら関税が撤廃されると11カ国から日本に安く製品を輸入できるからですね。

    そして農産物輸出国からしてみれば、ほとんどがドル建てで貿易を行います。ということは、円安になればなるだけ利益が大きくなるわけですね。

    これは工業製品に関しても同じです。工業製品にもほとんど関税がかからなくなります。

    日本国内でも格差拡大が進むことになる

    アメリカでは当たり前となっていますが、工業製品にも関税がかからなくなると移送費を払ってでも国内で作るより海外で作った方が安く済むケースが出てきます。

    日本はTPPを受け入れることで、今のアメリカと同じような状況になっていくと考えられます。

    今の日本も格差社会だと声が広まってはいますが、今後より一層格差は広まっていくと見ていいと思います( ・`ω・´)キリッ

    雇用問題は人ごとではない

    ニュースでは人ごとのように報道されていますが、こう見てみるとTPPは案外身近な問題と直結しています。

    GDP拡大の試算もあるので一概にマイナス面ばかりではないですが、雇用の問題は今後日本の大きな課題になるはずです。

    アメリカと同じであれば大きな企業は海外へ移転し、国はさらに中小企業から税金を取ろうとしてくるからですね(´×ω×`)

    本当に今のアメリカを見ているようです。むしろアメリカよりもひどい格差が生まれるかもしれません。

    だから今のうちに自分で稼ぐ力を手に入れる

    私は専業トレーダーなので、TPPが結ばれても仕事には影響がありません。

    日本の製品は高くなってしまうかもしれませんが、生活にもあまり影響がでないと思います。

    TPP11が大筋合意した今、上記した現実はすぐそこまで来ていると思います。

    「円安のあの頃はよかった」「昔はこんな格差社会じゃなかった」と数年後思わないように、今から一緒にFXを始めてみませんか?(๑´ω`๑)♡

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    コメント (5)

    1. 1. BYD

      最近FXを始めた新参者です。
      メイさんのブログは本当にわかりやすい文章になってて有難いです。
      本当は自力で勉強しなくてはいけないんですが、こちらで勉強させて頂いております。
      専業トレーダー目指して頑張ります!!

    2. 2. メイ

      >BYDさん
      コメントありがとうございます(๑´ω`๑)♡

      わかりやすいと言ってもらえるのが一番うれしいですね!(✻´ν`✻)
      私も初心者さんにいかに伝えるか?と念頭に置いて書いているので。

      人のブログやトレードを見るのも勉強のうちですから、私のブログでよかったらいつでも見て下さい(✻´ν`✻)
      応援しています(๑´ω`๑)♡

    3. 3. 匿名

      まさかここにきてカナダから物言いがついたとは
      そういえばカナダも太平洋に面していたんだなぁ

    4. 4. 匿名

      14兆も輸出が拡大するかね?
      ざる計算でしょ

    5. 5. メイ

      カナダはアメリカの隣だけあって、密接な関係ですしアメリカからの圧力というか…隣国にしかわからないものがあるのかと思います(´×ω×`)

      たしかに14兆ってって私も思いました‥
      日本の試算って本当に目安程度ですよね(´;ω;`)

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    プロフィール

    ニックネーム:メイ
    誕生日:5月1日生まれ
    血液型:AB型
    出身地:埼玉県
    職業:FX専業トレーダー
    自己紹介:家庭菜園を育てながらFXをする事に生きがいを感じている専業トレーダーです!ドル円をメインにFX初心者さんへ分かりやすく為替の情報を発信しています。

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