FXで成果を出すための原理原則、理解の三段階と螺旋的発展(後編)

こんにちは、津田です。

今回は前回の続きです。

 

テーゼ;インプット、アンチテーゼ;アウトプットとするとき、

アウトプットすると理解はなぜ深まるのか。

というところまでお話ししました。

前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。

FXで成果を出すための原理原則、理解の三段階と螺旋的発展(前編)

 

さっそくですが結論から行きましょう。

アウトプットすると理解はなぜ深まるのか、

それは、アウトプットするときに次の強烈なインプットが起こるからです。

 

よく誤解されるのですが、

強いインプットが起こるのは「インプットしようとしているとき」ではないです。

むしろ「アウトプットするとき」に起こります。

 

一見すると言葉遊びのように感じるかもしれませんが、これは事実です。

身近な具体例で考えてみると分かりやすいですね。

 

みなさんが何かを知って、

それを大切だと思う誰かへ伝えるときを想像してみてください。

(=誰かへアウトプットしたいとき)

そしてその時点で自分が得た情報がまだいまいち不正確だったとしましょう。

 

なんとなくは知っているけど、でも部分的に間違えているかもしれない。

実際にその知識を使ったことが無いので正しいかどうかは確信が持てない。

そういう状態です。

 

大切な人に伝える時、それをそのまま伝えますか?

間違っている可能性もあるならそうしないでしょう。

 

例えばご結婚されている方で、奥さんや旦那さんと年に一回の記念日で

いままで行ったことのないお店を知り、そこで食事を計画しているとしましょう。

 

「このお店、行ってみたいよねー」

「このお店の○○という料理が美味しいんだって!」

と楽しく話しながら当日を待っていたとします。

 

しかし行ったことがないお店なので詳細情報まではよく分かりません。

そのときどうしますか?そのまま出かけますか?

 

調べずそのまま行ってみたら、

・行った日がたまたま定休日だった

・完全予約制のお店で、予約しないと入れなかった

ということが起こるかもしれません。

記念日にそんなことが起こったら雰囲気は最悪でしょう。苦笑

そうならないようまずはインターネットや本でお店を調べますよね。

 

そのとき起こるのが、アウトプットする時に起こるインプットです。

 

そのときまで持っていた情報(=最初にインプットした情報)に対し、

相手と話す中で(=アウトプットで)出てきた疑問点不明点を

再度調べることで(=インプットすることで)もとの情報に磨きがかかります。

 

そして調べてみれば、

・あ、このお店は月曜日は定休日なんだ

・火曜木曜はランチしかやっていないんだ

・カードで支払うことはできないんだ

など新たな情報が得られるので、

それを活用して当日の食事を楽しむことができます。

 

このように僕たちは、

会得した情報ではなく、インプットとアウトプットを繰り返して

体得に昇華させることで初めて情報を使えるのです。

 

大事なことをまとめますと、

・最初にインプットした情報は会得でありそのままでは使えない

・アウトプットすることで不備・不足に気付くことができる

・それを埋めようとするときに次のインプットが起こる

・繰り返すほど理解度も上がり体得へ繋がる

ということです。

 

理解度が上がるとはつまり、体現できるレベルも高まる、ということ。

究極まで繰り返すと悟得になれます。

 

で、この仕組みは何をインプットするとき同じです。

FXを学ぶときも同じ。

 

セミナーや講義を受けてインプットするのは

単に情報を得ているだけであり、会得できるだけです。

自分が使いこなすことはできません。

 

一方で、インプットした情報に対して実践し、そこで得た気付きや

現状をまとめて今後の対策なども練ったうえでアウトプットすれば、

・自分がいま何を理解できているのか

・どこまで実践でき、そこから得た気付きは何か

・実践できないものに関しては今後何に取り組む必要があるのか

・そのために障害となるものは何か

・障害を乗り越えるためにはどうすれば良いか

を自分で考え、まとめることができます。

 

そしてそれを埋める行動をすれば、結果的に体現できるようになるのです。

 

「弱者の兵法」ではこれを自己循環システムの構築と紹介しました。

これができれば自分の中で高速で止揚を起こす(ジンテーゼを作る)ことができます。

 

僕たちはこれまで学校で義務教育を受けてきたわけですが、

学校教育はインプット偏重です。

 

先生から何かを習うとき、

それと同量同質以上のアウトプットをした経験がある方は

ほとんどいないでしょう。

 

英語は分かりやすいですよね。

単語や文法は受験勉強で一通り学びますが、実際に話せる人は極端に少ないです。

それは英語をインプットしてもアウトプットしていないからです。

 

一方で小さな子供がアメリカで地元の学校に通うと、

親も驚くくらい流暢な英語を短期間で話せるようになります。

それは毎日友達に英語で話しているから(アウトプットしているから)です。

インプット量(知識量)は大人よりはるかに小さいのに、

アウトプットしているだけで理解が深まり話せるようになるのです。

 

10年以上義務教育で培ったインプット偏重癖は

意識して取り組まないとなかなか変わりません。

僕も変えるのには苦労しました。

 

しかしこれは単なる訓練の問題なので、日頃から意識して取り組み、

あとは数をこなせば誰でもできるようになります。

 

一度この仕組みを使えるようになると自分で勝手に成長できるので

あとは何をやっても簡単に成果を出せます。

そうなると人生楽しいですよ!

FXでも面白いほど利益が出ますしね。笑

 

参考になれば幸いです!

 

 

 

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