こんにちは、

経済指標評論家の斎藤です。

週央に強まった“金融緩和長期化への思惑”は、先週末も続きました。

アベノミクスの起点である200日移動平均線(先週末は101.67円)を“
終値ベース”で割り込むと、その後も上値の重い動きを強いられています。

この日唯一発表された米経済指標(ミシガン大学消費者態度指数)も
速報値から1.3ポイント上方修正(82.5)される好内容でしたが、
ドルのセンチメントを改善させるほどではありませんでした。

もっとも“101.30-20円”には国内公的資金絡み?
と見られる分厚いドル買いオーダーが展開しており、
リスク回避から続落したユーロ円等のクロス円の動きに
比べるとドル円の下落はそれほどでもありませんでした。