マイルチャンピオンシップのデータ分析です。

本日は、前回の記事同様、"前走上がり3Fタイムの順位別のデータ"に注目。昨年不発に終わったある好走傾向について再度取り上げたいと思います。

まずは好走データの該当馬たちから挙げていきます。

※データは過去10年分です。

マイルチャンピオンシップ 2017 データ:複勝率80.0%の好走傾向

■2016年
5着(1番人気):サトノアラジン [前走スワンステークス 1着(2番人気)]

■2015年
2着2番人気):フィエロ [前走スワンステークス 2着(1番人気)]

■2014年
2着3番人気):フィエロ [前走スワンステークス 3 着(2番人気)]

■2012年
2着1番人気):グランプリボス [前走スワンステークス 1着(3番人気)]

■2011年
1着(5番人気):エイシンアポロン [前走富士ステークス 1着(1番人気)]

■2010年
3着(6番人気):ゴールスキー [前走清水ステークス 1着(1番人気)]
7着(4番人気):トゥザグローリー [前走カシオペアステークス 1着(1番人気)]

■2009年
1着1番人気):カンパニー [前走天皇賞・秋 1着(5番人気)]

■2008年
1着(4番人気):ブルーメンブラット [前走府中牝馬ステークス 1着(4番人気)]

■2007年
2着2番人気):スーパーホーネット [前走スワンステークス 1着(3番人気)]

以上10頭
※着順(当日人気):馬名 [前走レース 着順(人気)]の順で記載。

この10頭の共通点は…
・前走上がり3Fタイム1位
・前走5番人気以内
・前走3着以内
・当日二桁人気を除く

の4点。

この4点を満たした該当馬は→3-4-1-2】(連対率70.0%、複勝率80.0%)の好走傾向となります。

比較的人気馬寄りの傾向となりますが、最後の絞り込み要素、"当日二桁人気馬"は該当馬が2頭しかいませんので、最後の要素を無くしても【3-4-1-4】(連対率58.3%、複勝率66.7%)とまずまずの傾向。

1頭ではあるものの当日6番人気からも好走馬は出てきていますので、穴馬にも少しは期待が持てる傾向ではないかとみています。

また、昨年のマイルチャンピオンシップは勝ち馬の斜行が大きな問題となりました。この好走データの該当馬だったサトノアラジンも、その影響を大きく受けた1頭。影響がなければ3着内の可能性も十分にあったとみていますので、昨年の結果も含め、なんとか今年は傾向が戻ってきてほしいなと注目しています。



□該当馬
当日人気は当日次第も、その他の3点を満たしている該当馬は…
アメリカズカップ [前走カシオペアステークス 1着(5番人気)]
サングレーザー [前走スワンステークス 1着(2番人気)]
の2頭。

アメリカズカップは当日人気を満たせるか微妙なところも、予想オッズからは2頭ともに6番人気以下は濃厚そうなので、穴馬としては期待を持ちたいところがありますね。

上にも書いた通り、この好走データの該当馬は比較的人気馬寄りの傾向も、下位人気馬自体が少ないので、今後どうとでも変化してくると考えれば、2頭ともに一応は押さえておきたいなと考えています。


近走の走りからは、連勝中のサングレーザーの方をしか見えないところもあるんですが、前走・きさらぎ賞と重馬場の京都舞台で2戦2勝しているアメリカズカップも、週末の雨はプラスに働く可能性はありそうかと。

あとは明日発表される枠順次第。どちらかを中心に加えるかもしれないですね。




最後に、現時点での軸馬候補を挙げたいと思います。
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(※イスラボニータでした)
です。

年齢別の傾向からはマイナス傾向にありますし、週末の雨がプラスに働くとは思えないんですが、これまでの実績・近走の走りからは、ここで大崩れするイメージもあまり持てないので、堅実に走ってくれるのではないかと期待しています。


応援の方、よろしくお願い致します。