【チャンピオンズカップ】結論
『傾向』
2017 12.1 -12.0-12.6 36.3 -37.7
2016 11.8 -12.3-12.6 35.5 -37.9
2015 12.5 -12.3-12.2 37.5 -36.5

中京開催から過去三年のラップタイム傾向は上記の通り。
速い時計への対応力が一つの課題で、50秒台フラットへの時計勝負が焦点。
チャンピオンズc


近二年はペースも緩まず、前が厳しい展開。
三年前こそペースは緩んで前が楽な展開になったが、そこからいよいよGⅠらしい流れに。
今年も逃げ先行で結果を出してきたタイプが揃っているだけに大凡昨年に近いと読む。
ある程度速い時計で展開すると読んで、その速い時計に対応できるタイプをチョイスしたい。
『結論◎ノンコノユメ』
かつてはヴァーミリアンから始まり、カネヒキリ、トランセンド、エスポワールシチー、ホッコータルマエが王朝を築いてきた歴史も今は昔。主役不在のダート戦線は今、混迷を極める。

王者ゴールドドリームは海外帰りから不調続き。
アウォーディーもここにきて競馬をやめる傾向にあり。
彗星のごとく現れたテイエムジンソクも、一線級相手にどこまでやれるか。

各有力馬一長一短あり。
オッズは大混戦の様相でどの馬が勝ってもおかしくないという見方。
軸馬を決めるにも二転三転で頭を悩ませるこの大混戦をノンコノユメの豪脚で断ち切る。

前年、不本意な形でシーズンを終えたが今年に入ってもその輝きは戻らず。
自分の持ち場とも考えられたフェブラリーS、府中マイルで7着。
失意の中、そこから休養を経て武蔵野Sでは久々に上がり2位を記録し4着。
昨シーズンは地方中心に周り遅い時計の中でレースを戦ってきたせいか、自分自身の持ち味である高速時計を大いに崩したのが不調の原因。
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今年は僅か二戦、フェブラリーSと武蔵野S。
それぞれ自身推定59.7-60.1、60.7-59.3という時計を展開し自分自身の時計を取り戻しつつある。
61秒台程度の推移でレースを進めれば勝機十分のレースだけに、前走の時計はこの範囲内。
久々に自身の持ち味である豪脚の一端を見ることが出来た前走武蔵野SではフェブラリーSに比べて折り合いの改善も見られただけに、復調気配を大いに感じさせた。

地方の砂を使ったことでかえってリズムを崩してしまった。
本来は高速馬場で驚異的な時計を記録し他を圧倒するタイプだけに、それが重たい地方の砂では使えない。“ストロングポイントなし”で戦ってきた昨シーズンの不調の原因は適性が第一なのは明らか。

一昨年はインを巧みに突いて2着にした舞台。
時計勝負有力で高速馬場で結果を残してきたタイプだけに適性は問題なし。

十分な充電を経て叩き二戦目。ピークの出来で臨む。
フランスのトップジョッキーへと成長したC・デムーロが鞍上を務めるのは心強い。
“まだまだ終わらない”、かつて王者を夢見たノンコノユメの逆襲期待。