おはようございます。

昨日のNY市場は続落。トランプ大統領の「エルサレムをイスラエルの首都と認定する」方針を受けた地政学的リスクの高まりを嫌気する動きと、米税制改革案の年内成立に向けた期待が交錯し、ダウは概ね24,100ドル台での持ち合いに。日経先物は前日の急落の余韻にて22,050円まで下値を切り下げた後に前日比80円高で取引を終了。

NYダウ 24,140ドル −39、ナスダック 6,776 +14
米10年債  2.333% −0.023、NY原油 55.96 −1.66
為替 112.25円/ドル、日経先物 22,280円 +80 

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□ 本日の展望 : 低位持ち合い
日経先物の下げ止まり気配を受けたリバウンド優位の展開がメイン。ただし、米雇用統計やFOMCを前に実需筋の様子見姿勢は継続するとみられますので、22,300円台では上値が重くなりやすい一方、先物次第では22,000円水準まで下ブレるシーンに警戒。

★ 本日の戦略 : 弱テクニカル銘柄の戻り売り!
NY市場を中心とする足元の需給調整は「月初のポジション調整」の一環の可能性が高く、来週のFOMC通過後 or トランプ税制の成立後には上昇ムード再燃が本命視されます。よって、全体戦略&好トレンド銘柄に関しては強気スタンスの継続が正攻法。

ただし、個別に関しては本日も「リスク回避志向が優位」の不安定な需給環境が想定されますので、直近急増しているテクニカル悪化銘柄に関しては 一旦は戻り売りによる体勢の立て直しを優先していってください。※ 上記NYダウのテクニカルが示す下値余地や週末の米雇用統計を踏まえれば「本格的なリバウンド狙い」は時期尚早

余力を多めに残されている方は、昨夕のウォッチ銘柄や地合い悪下でじり高歩調を継続しているアウトソーシング(2427)、キャリアデザイン(2410)など求人関連への派生も妙手。

【ウォッチ銘柄】
△ 6857 アドバンテスト
19年3月期営業益を
今期予想比1割増の200億円程度に増やす方針との報道。
       (会員サークルより)

『 現実を直視しながらその先へ! 』

では 本日もよろしくお願いします。