阪神ジュベナイルフィリーズの予想です。

今年は1回目のデータ分析で取り上げた、勝利馬の連続好走傾向を中心に組み立てていきました。現在の人気からは共通点を満たしてくれそうな馬が2頭いますので、ここを中心に、気になる穴馬を1頭絡めてつつ勝負したいと思います。

阪神ジュベナイルフィリーズ 2017 予想

軸馬と対抗馬1頭目は合わせて、ロックディスタウンマウレア
ここは1回目のデータ分析で取り上げた傾向を満たした該当馬たちをそのまま評価。

注目しているのは以下の点です。
・これまで複勝率100%の成績を残している
・1600m以上の芝レースで勝利経験がある
・牡馬混合レースに出走、3着以内の好走歴がある
・当日5番人気以内


これらは、2006年以降(阪神競馬場改装後)、この11年連続で継続している、勝利馬たちに共通した点となります。

当初はこれら全てを満たせるのがロックディスタウンだけだったので、傾向が崩れるのではないかと心配でしたが、現在のオッズからはマウレアも満たしてくれそうなので、今年もこの傾向が続き、どちらか勝利してくれることを期待したいと思います。


どちらも2戦2勝と順調ですが、前走で札幌2歳ステークスを制したロックディスタウンの実績を上に評価。マイル戦が初、少しレース間隔があいている臨戦過程と、不安がない訳ではないですが、戦ってきた相手関係を考えれば、ここは期待の方が大きくなりますね。


マウレアはロックディスタウンほどの派手さがないので、勝ち切るほどの力があるようには映らないんですが、前走の2着、3着馬は、デビューから数戦をこなし連対率100%、複勝率100%の成績を残している安定感がある馬たちでしたので、そこまでレベルが低かったレースではなかったのかと。
また、好位から速い上がりを使える正攻法の競馬をしていますので、この枠からスムーズに立ち回ることができれば、チャンスは十分にあるとみています。ディープインパクト産駒という点でも評価したいですね。



対抗馬2頭目は、ラッキーライラック
前走のアルテミスステークスは、明らかに位置取りと展開が向いたところはありますが、それでも後方から来た馬たち以上の末脚を好位から使っていましたので、力の違いは十分に見せてくれた内容だったと思います。

軸馬のロックディスタウンと同じく初のG1制覇に期待がかかるオルフェーヴル産駒で、マウレア同様、好位からの競馬ができる1頭ということで、個人的にはこの馬が一番期待をしていたんですが、先に挙げた勝ち馬の共通点を満たせていないということで3番手としました。



最後に穴馬は、F人気ブログランキング(※トーセンアンバーでした)。
臨戦過程、データ的には狙いづらい1頭なんですが、ここまで人気がないのであれば狙ってみたい1頭ということで最後に加えたいと思います。

これまでの走りで最も評価したいのが前々走。
最内を通った逃げ馬が勝利する展開の中、出遅れ+外々を回す競馬となりながらも、最後の直線は一気の追込で上位入線を果たしました。またこの時の2着馬は対抗馬に挙げたマウレアと接戦した安定感がある馬でしたので、現在の人気以上に力はある馬ではないかとみています。

また、前走内容・結果が現在の人気にも影響していると思うんですが、前走は舞台・距離としても合わなかっただけで、単純な力負けではないよう映りました。
これまでの走りや血統面からは、ここでの舞台替わり・距離変わりはプラスに働く可能性がありそうなので、波乱の立役者として期待したい1頭とみています。




<阪神ジュベナイルフィリーズ 2017 予想>
◎軸馬:ロックディスタウン
◯対抗馬1:マウレア
▲対抗馬2:ラッキーライラック
△穴馬:F人気ブログランキング
☆流し:1、3、5、6、9、10、14、15、16番以外
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