【勘流雑感】
昨日の日米株はしぶとく続伸。9月から11月のような日米同時株高モード入りを印象付ける動きに。目先の暴落材料としてはロシア問題に端を発するトランプ政権の支持率急落と地政学的リスクが考えられるが、ロシア問題はウォール街と富裕層が協力して国民の目線を逸らす事に尽力しているゆえ目先の大事には至るまい。反イスラエルのアラブ諸国に対しても トランプ政権後のサウジアラビアとの関係修復が効いており、懸念以上に発展する可能性は小さいとみる。問題は北朝鮮だが、再びミサイルが発射されれば日本市場こそ一時的に動揺しようが、そもそもトランプ政権、国民ともに有色人種が支配する極東の紛争への関心は低い。トランプ政権が来年11月の中間選挙までは軍事行動に出にくい事も鑑みれば、現在の上昇ベクトルを破壊する力はなかろう。さすれば、外人部隊やある語の気まぐれによる突発的な調整にのみ注意しながら、押さば買い、噴かば売りにて挑むが上策。
先物に関しては先週序盤の乱高下により体勢を乱されたが、先週後半からの買い傾斜スタイルで一気の挽回を達成した流れを生かすべく、本日は22,650円近辺までをパラパラと買い下がりながら、大半を60−80円幅の小救いに処されたい。SQ値水準の22,600円割れは撤収。個別は東芝を本陣としながら、先兵隊の、、、、、、に続く材料株の仕込みに勤しむ。
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【勘流銘柄】
□ 6502 東芝

12/6 287円より 12/11 302円 +15 5%高

6000億円の第三者割当増資の払い込み完了や米ウエスタンデジタル(WD)との係争解消見込みなどにより、新生東芝への道が拓けている。将来的に過去の栄光を取り戻す事はないが、死に体からの蘇生は市場が最も好む変化。日経先物は強いがゲテモノ買い志向がみられる個別動向を鑑み、予定よりも長め、、、、、、、、前後の取り組み期間を意識して挑まれたい

□ 4200番台銘柄
12/8 1,045円より 12/11 1,175円 +130 12%高
先月半ばに触れたように国内ファンド筋の上値追い意欲は高い。昨日は二次電池の評価試験需要の拡大期待を囃した仕掛けによりチャート良化が明白に。本日からは1,0●0円近辺までを買いゾーンとし、噴かば高値更新を目しながら部分利入れを交えられたい。

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□ 新たなる勘流銘柄
年末高に向けた仕掛け待ちとなるが、ファンダメンタルズの裏付けもある。昨日からの □ 8900番台とともに相場の静かなるを粛々と集め、動意初っ端に買い乗せを図られたい。

(その他)
9266 一家ダイニング

本日の新規上場。公開価格2,450円の2倍強5000円前後の初値が予想される。串カツ田中のような急騰も予想されるが、一般銘柄で十分に利益拡張が期待できる今の相場で、無理に博打に興じる必要はない。事前人気の低いカチタス<8919>もスルー。

3655 ブレインパッド
使い古されたテーマ、艶のない動きなどからその他とするが、年末高を画策する輩ありとの事。モバイルクリエイト<3669>も「今度こそ」の気概にて強気続行。

(メンバーサロンより抜粋)   

会員制情報サロン GSvs勘助
銘柄解説を長々と述べる事や上がる確率の高い銘柄を挙げる事はたやすいさ。しかし、重要なのは種蒔きや買い乗せの頃合い、利入れや撤収ポイント、他の持ち株との兼ね合いなどを把握しているか否か。皆でそれらの急所を押さえながら、長期的している過剰流動性相場をシンプルに生かされたい。
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