iFree TOPIXインデックスは、TOPIX(東証株価指数)と連動する動きを目指す、国内株式インデックスファンドになります。
iFreeインデックスシリーズの一つで、登場時も低コストで運用できることが特徴でした。
そして2017年10月2日に、年0.19%の信託報酬の引き下げが行われて、さらに低い保有コストで運用できるようになりました。
【追記】2019年6月13日より年0.140%に引き下げられる予定です。
iFree TOPIXインデックスの詳細
ベンチマーク | TOPIX |
---|---|
購入手数料 | 無料 |
最低積立金額 | 100円から |
設定日 | 2016年9月8日 |
信託報酬 | 年0.159%(税別) (2019年6月13日から年0.140%) |
純資産総額 | 2.14億円 |
決算日 | 年1回(9/19) |
信託財産留保額 | なし |
償還日 | 無期限 |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | 大和証券投資信託 |
iFree TOPIXインデックスの特徴
iFree TOPIXインデックスは、TOPIX(東証株価指数)をベンチマークとしているインデックスファンドで、年0.159%と低いコストで投資できることが特徴です。
2018年12月13日に2回目の信託報酬引き下げが実施されて、年0.17%<から年0.159%に変更されております。
年0.159%の信託報酬は、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド、たわらノーロード TOPIXを下回り、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)に次ぐ2番目に安いTOPIXインデックスファンドとなります。
TOPIXは国内株式指数で有名な日経平均株価(東証1部の225銘柄)よりも、より多くの銘柄に分散投資(東証1部の全銘柄)を行っており、長期的な分散投資の観点からはTOPIXの方がおすすめです。
資産構成・組入銘柄など
TOPIXを投資対象としていますので、時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすいことが特徴です。
組入上位銘柄も、世界のトヨタをはじめとする時価総額上位の銘柄が並んでおります。
利回り・運用成績は?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1カ月 | 0.0% | -0.1% |
3カ月 | +3.3% | +3.1% |
6か月 | +6.4% | +5.3% |
年初来 | +7.6% | +6.5% |
設定来 | +22.2% | +19.8% |
ファンドの成績は配当を含んだ成績であるのに対して、ベンチマークの成績は配当が含まれておりません。
そのため期間が長くなるほどベンチマークとの乖離率が大きくなってきます。
分配金は?
決算月 | 分配金 |
---|---|
2017年9月 | 未定 |
2017年9月中旬に、初の決算を迎える予定です。
分配金は未定ですが、おそらく支払われないものだと思われます。
iFree TOPIXインデックスの評価
iFree TOPIXインデックスですが、日本株式全体に低いコストで分散投資が行えることが評価できます。
10月2日から信託報酬の減率が行われて、2番目に低いコストのTOPIXインデックスファンドとなりました。
信託報酬を引き下げたことで、その他の競合ファンドがどう動くのかが注目されるでしょう。
特にeMAXIS Slim 国内株式インデックスは、常に業界最低水準の運用コストを目指すという方針を掲げていますので、今後引き下げが行われるものだと思います。
【追記】⇒eMAXIS Slim 国内株式インデックスも2017年10月2日に、年0.19%から年0.17%に信託報酬コストが引き下げられました。
とにかく、個人投資家にとっては保有コストが下がることは大歓迎ですので、先陣を切ったiFree TOPIXインデックスには大きな拍手を送りたいですね。
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