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市場関係者の多くは2018年、仮想通貨市場は2017年よりも乱高下すると見ている。

数週間前、ビットコインは一時2万ドル以上で取り引きされたが、年末には1万1000ドル前後まで下げた。現在では再び上昇し、1月6日(現地時間)には約1万6500ドルとなった

仮想通貨やブロックチェーン技術に投資しているDigital Currency Groupのディレクター、メルテン・デミロース(Meltem Demirors)氏は、ウォール街のボーナスシーズンとともにビットコインは再び勢いを増すと考えている。

「1月15日、ウォール街の人たちがボーナスを受け取ると、ビットコインはものすごい勢いで買われると私は考えている」と同氏はツイートした。

「爆上げが始まる」

1月はウォール街の人たちがボーナスを受け取る時期、多くの金融マンがボーナスのいくらかをリスクの高い商品に投資する。

ウォール街の今年のボーナスは、1人平均13万8000ドル(約1500万円)に上ると推定されている

20年ほど前、ウォール・ストリート・ジャーナルは、ニューヨークの自動車のセールスマンはウォール街のボーナスから大きな恩恵を受けていると書いた。

「ウォール街の人たちは若く、生来アグレッシブな決断ができる人たち。彼らは車のラインナップを見に来る。そしてボーナスを受け取る。ビンゴ!」と同氏はその時、セールスマンの言葉を紹介した

2018年、仮想通貨はウォール街のボーナスで勢いを増すだろう。

「ウォール街の若者は仮想通貨の動きを注視している。ボーナスと税金の還付で、多額の現金が仮想通貨に流れ込む」とデミロースはBusiness Insiderドイツに語った。

「爆上げが始まる」

[原文:'Get ready for an explosion' in bitcoin as Wall Streeters spend their bonus checks

(翻訳/編集:増田隆幸)