試練の大暴落、仮想通貨ではよくある事ですけどね

見事に全面安

2018年1月16日23：09現在のコインチェックの状況です。

見事なまでに全面安となっています。メジャーな仮想通貨で頑張っているのはNEOぐらいでしょうか。

今回の暴落は韓国の規制、ビットフライヤーのFXの乖離調整、クラーケンという取引所の問題など様々な要素がありそうですが、まあ、12月から続いた上昇お祭り相場がいったん終結したという事で、ひとつの節目を迎えた感じです。

Binanceも全面安

Binanceも一時24時間前と比べて上昇しているのは4種類ぐらいしかないという惨状でした。いまでも惨状には変わりありませんが、Binance祭りもいったんここで終焉です。

それまでにどれだけ稼げていたかが問題なのですが、残念ながら私は年末年始の取引ロスが大きくあまり取れませんでした。これは残念です。おかげで今年の損益がマイナスに転落しています。まあ仕方ありませんね。

Cryptpiaで買っていた草コインが今日奇跡的に上昇しているので何とか形になっています。IOTAも対BTCではそれほど下落していないので助かります。

ちゃんと気絶していますか？

FXをやっている人は稼ぎ時でしょう。負けている場合ではありませんね。私はしていませんが。

気絶投資法を採用すると決めている人はこういう時に真価が問われます。下手に動くと底値で投げてしまいかねません。それは後悔してもしきれない痛手となりますので、頑張って気絶しましょう。

ここがバブル崩壊だったらどうすんの！

この下落がバブル崩壊だったらどうするのか、という問題もあると思います。明日以降ネットニュースでは「ビットコインのバブル崩壊！」的な記事が出てくることでしょう。乗り遅れた人はざまぁって感じで溜飲を下げているものと思います。

私はこの下落は単なる調整であり、バブルの崩壊などとは思っていません。その指標として見ておきたいのが時価総額です。たまにはチェックしておいた方が良いですよ。

ビットコインを含めたすべての仮想通貨の時価総額の合計のグラフです。さすがに今日はぐぐっと下がっていて現在6000億ドルを下回りました。70兆円ぐらいですね。

こうしてみるとまだ先月末ぐらいの水準であり、調整の範疇です。

ゆっくり伸びていって欲しいと思っている私にとってはむしろ健全な調整と思っています。

何度も書いていますが、日本の株式市場が1000兆円程度ですから、日本だけで見てもまだ10分の1以下しか市場規模がありません。

私はせめて世界3大市場（ニューヨーク、東京、ロンドン）の1つと同じぐらいの規模ぐらいまでにはなると思っています。そこまで行かないとバブルとはいえないでしょう。

そう考えると時価総額ではまだ10倍の余地があると私は思っています。なので、ここでどうのこうのと慌ててはいません。

勿論この動きを察知して事前に少しFiatも備えておけば良かったな、という反省はあります。私は気絶投資ではなくある程度動いて取りに行きたいと思っていますんで。

時価総額で気をつけるべき傾向

時価総額全体は今後も伸びていくと私は思っています。中国ならいざ知らず韓国程度の小国が禁止になっても一時的な影響だけで、世界の投機マネーが入ってくればまたすぐに戻っていくと思います。

ただ仮想通貨それぞれのシェアには変化があるかもしれません。それが下のグラフです。

 

ビットコインは長らく50％以上のシェアを持っていました（時価総額で）。ところが昨年12月の中旬ごろから50％を割り込み、今や30％台前半まで下がっています。

ビットコインが長らく50％以上のシェアを持っていたのですが、昨年12月中旬ごろから50％を割り、現在では30％台前半まで落ちてきました。

イーサリアムがここに来て急上昇していますが、以前にも一度ビットコインを上回りそうになったことがあります。その時に比べるとそこまでの追い上げはありません。ここ最近伸びているのは、その他のコインです。

例えばADAコインがその代表格だと思いますが、先発の仮想通貨の弱点をカバーし、技術・性能に優れた後発の仮想通貨の勃興が起きてきているように思います。

これからは草コインにもある程度の技術的な裏づけや、人気、コミュニティなども重要な要素として考える必要が出てくると思います。

仮想通貨の世界も群雄割拠の時代がくるのかもしれませんね。その中からどの仮想通貨が生き残り、後世に実用的なものとして使われていくのか、それがビットコイン以外のアルトコインである可能性も大いにあると思います。

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